
羅針盤と絵空事
なんだかちょっとした小説のタイトルみたいですがすみません、全然違います。
「羅針盤」も「絵空事」もどちらも日常会話では使わない言い回しだなあと思いまして。
「羅針盤」はモノですが比喩的表現でも使いますよね。でも実際に会話で使うってことはないんじゃないかなと。
「絵空事」もそうですね。日常会話でもくだけた会話でもまず使わない。
なのに両者とも歌詞とか文学では使われる。
ロックな歌詞の一人称で「オイラ」なんかもそうですね。
ああでもガチで自分を「オイラ」って呼ぶ人もたまにはいるか。
そういえば私の田舎の方言で相手のことを「にしゃ」と呼ぶことがあるんですよ。
田舎のヤンキーが喧嘩するときに「なんだこらにしゃ」みたいな。
「にしゃ」って「お前」っていう意味なんですけど、これってよく考えると
「私」=「第一者」
「あなた」=「第二者」
「その他モブ」=「第三者」
ってことの「にしゃ」のようです。
日本語って普段使いから文学的表現、方言までが絡み合って奥深いものですねえ。