きみが幸せならそれでいい
永遠なんてないことを知ったあの日、私は仕事の真っ只中でやっとひと段落ついた後何気なくスマホを見るとSexyZoneからの大切なお知らせと書かれた1件のメールが目に留まった。
変に心臓がうるさく脈打つから怖くて仕方がなかった。FC動画を見る勇気がなくてTwitterを開いて頭が真っ白になったあの瞬間、一気にどこか深くに落っこちていくような絶望を感じた。
まだ仕事だったから必死に車に乗っている時、涙をこらえて職場の人と話をしながら頭の中ではマリウスのことばかりでどうしてとかなんでと卒業のことばかり考えられずにいられなかった。
家に帰って何も知らない妹に話して涙がびっくりするくらい溢れて止まらなかった。いつかこういう報告がくるだろうとは思っていた。でも実際にお知らせされるとやっぱり悲しくて、苦しくて自分の中でマリウスがSexyZoneからいなくなることを受け止められなくてとにかく泣いた。
さんざん子供みたいに泣いて落ち着いた後にマリウスより大切なファンの皆さまへご報告文面とFC動画を見た。このグループからの卒業は復帰を待ち望んでる方の想いに応えたかったけれど、日本で芸能界に復帰するという未来図が描けなかったと。その葛藤をメンバーに話したら「マリの健康と夢を応援するよ」「これから道が違ってもうちらは一生、メンバーだから」と言ってくれたらしい。なんなのギャルなの??
大学では政治、哲学、法律、経済学、国際弁護の勉強をしているマリウス。そして将来は世界中の困った人たちや国際社会の役に立てる人間に成長したいと。
正直、マリウスが芸能界に復帰してSexyZoneとしてテレビやドラマで活躍しているかと考えたら想像ができなくていつか一般人として過ごしていくのだろうなとなんとなく思っていた。
しんみりしてたらFC動画の方はいつも通りの変わらないメンバーがいて和気あいあいとしたあの雰囲気で話していて。
最後に来年に5人の東京ドーム公演(撮影済み)を配信することを発表してくれて嬉しかったしまた涙がぼろぼろ溢れた。でも最後くらい5人のドーム公演はお客さんがいてその空間でアイドルとして卒業してほしかったなあ。わがままだけどお客さんがいない会場で終わりだなんてなんて寂しいんだ。
ジャニーズで異例の卒業というグループの去り方で会社とか大人の事情、他にもたくさんの事情があったのかもしれない。単にドームを貸しきれなかったのかもしれない。でも私はハロプロとか女子アイドルが自分の10代の青春を消費してそしていつかアイドル人生の幕引きをするとき、必ず卒業コンサートをするのが当たり前(していないアイドルもいる)の環境を知っているからこの配信という形で終わってしまうのが少し物足りないなと思ってしまった。そもそもジャニーズにアイドルが卒業するという概念がないのも分かる。ただ配信だから沢山の人が見てくれるけれど、やっぱりお客さんの声をその場で聞いて顔を見て卒業して欲しかった。こんなこと思うのって変なのかな。
ご報告の文面の最後の未来のどこかで僕たちの道が重なる日まで、皆さんの健康と幸せを祈っていますという言葉、なんて思いやりのある優しい素敵な言葉なんだ…と衝撃を受けた。いつかどこかでマリウスと会える日があるかもしれないことを期待してしまうけど、その日が来るまでどうか、元気で健やかに自分らしくのびのびと過ごしてくれたらこれ以上に嬉しいことなんてない。
これからも先セクゾで活動していったとしてもし芸能界の活動がマリウスの心と体を蝕んでしまうくらいならそれは絶対違うと思うし、自分を大切にしてほしい。ただそれだけだよ。
あとセクラバのツイートで卒業後もセクゾに顔を出してジャニーズに新しい風を吹かせてほしいってあったけどそんなことマリウスに求めるものではないと思う。
前もこういう似たツイートあったけど環境問題とかジェンダーに向き合って自分の意見を発信していたマリウスに、もうジャニーズを退所して自分の新しい道を進んでいくマリウスにその部分を求めて期待してどうするの?と思う。
そこの新しい風は他のジャニーズが言葉を紡いで雑誌とかテレビを通して発信していくかもしれない。その可能性があるかもしれないのに今までジャニーズにはない新しい世界をマリウスが発信していたからといってそこを求めてしまうのは少し傲慢だと思うしファンの良くない部分と思う。
マリウスがセクゾに顔を出すのもメンバー達の絆からセクラバは期待してしまうのは分かるけどそこは本人の意思で決めるものだからセクラバが言う問題ではないと思うよ。
正直まだ自分の中で咀嚼しきれていないしもう今日でわちゃわちゃしたり変なことでふざけたりステージでパフォーマンスする5人が見れないことが寂しい。でも今日を迎えないとやっと初めてカウコンで5人のパフォーマンスが見れないからとても複雑な気持ちしかない。
SexyZoneとして5人で活動する最後の日、どうか後悔しないで、1日を過ごしてくれたらいいな。
この夢が終わらないで欲しい、醒めないでほしいと希わずにはいられないけれど、また新しい夢を魅せてくれる彼らについていくしかない。大好きなのが辛いなんて、こんなに嫌というくらい痛感するなんて考えたこともなかったのに。ごめん、やっぱり醒めないでほしいよ。ねえマリウス。
マリウスへ
ラジオで友達やクラスメイトから「女子力がない」と言われますという悩みに対して、マリはそもそも女子力っていう表現がもう古くない?今はそういう時代じゃないと思う。男子も女子も関係ないんだから"女子だからこうしなきゃ"とか気にしなくていいよ!と答えるマリウスが好きでこの感性とファンのそれぞれの悩みに耳を傾けて自分の意見でしっかり答えてくれるところが自分と少ししか年が変わらないのに凄いなと思った。
男だから女だからと決めつけないで生き方を狭めないマリウスの考え方とジェンダーに対する価値観に尊敬しかない。私も、こんな考え方ができるような人間になりたいと思ったよ。
あとSPURの連載で話してた日本の学校で髪を地毛だと証明しなければならないことに窮屈さがあり、違和感を覚えて、そこで友達と革命を起こそう!と行動を開始して「なんでスカートをはかないといけないのか」と悩んでいる友達のためにジェンダーレスの服を作ろうと小さな冊子を作って200〜300人の著名を集めて学校に嘆願書を出すという偉業を成し遂げたことも好きなエピソードの1つ。
この活動がきっかけで卒業後にジェンダーレスの制服ができて、やっぱり考えているだけでは何も変わらないので、発言することが本当に大事と話したマリウス。何か行動を起こすとき、時には少し勇気がいる場合もあると思う。しかもこの年頃って周りの目線や反応が気になるはずなのに、そんな気持ちを蹴飛ばして困っている友達のためにここまで行動できたマリウスは純粋に凄い。自分を誇ってほしいくらい友達思いでとてもあたたかい。
笑うと口がハートの形になるきみの笑顔がすきだった
幸せですか〜〜?????
とライブではにかみながら叫ぶきみが好きだった
聡ちゃんが幸せでいてくれればそれでいいという愛情こもった言葉を伝えるきみが好きだった
しょりとマリウスの小学生みたいなやり取りがすきだった
ツアーのバックについてくれてるJr.にみんな10代後半とかで頑張ってるな〜って思ったケンティーが「マリウスもこういう時代あったんだよな」って言ったら「お前もな」って返すマリウスがすきだった
菊池にふうまくんは?って聞いてあまり自分の話をしない菊池から意見を引き出そうとする姿勢がすきだった
グループで変顔しよーー!となった時に他のメンバーはしてないのに真っ先に変顔して騙されて最終的に気づいた後にみんなあ…と不憫な思いをしてるのもすきだった
小さい頃にはるばるドイツから日本の皆さんを幸せにしたい!という気持ちで税関に止められながらも日本に来てくれて本当に、ありがとう
それが世界中の困っている人の力になりたいとなって叶えたい夢の規模が大きくなって小さい頃から夢の根底は変わってないんだなと思いました。
きみの好きなところなんて多すぎて上手くまとまらないけどどうか、健やかに過ごしてくれたらそれだけで安心するし、きみが幸せならそれでいいと思うから。
5日間だけセクラバの前に戻ってきてそしてDreamみたいに消えていくなんて、なんて呆気なくて残酷なんだと思ったけど、それでも最後に5人を見れたのは本当に幸せだった。
これからはみんなと同じくセクラバとして最高な仲間のSexyZoneを応援しますって言ってるけど卒業してもマリウスはSexyZoneだと思っています。
どうかきみが進む未来が幸せと希望で満ち溢れてたくさんの人の力になって寄り添えていますように。
ずっとずっと大好きです。
卒業おめでとう。またいつか会う日まで。