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兵庫県知事選に思う
もともとマスコミを信じていなかった私だが兵庫県知事選を見ていてますますマスコミ不信が強まった。
兵庫県知事選の一ヶ月以上前に私の知人がわざわざ兵庫県まで行って地元の人に話を聞いたそうだ。
地元の人は利権絡みでハメられたと言っていたらしく、斎藤さんがまた立候補したら必ず入れると話していたらしい。
そんなこともあったのでヤフコメで斎藤さんが再選されるだろうとか、その時マスコミがどんな態度を取るのか見物であるとのコメントをしたのだが何故か3回ほど消されていた。
そもそも以前からマスコミの人達の人を見る目というのは全く信用していない。
1990年代の半ばに新聞協会の人と話をする機会があったのだが、新聞記者の間で鳩山由紀夫さんを総理大臣にしようという動きがあったそうだ。
その後10年以上たって民主党政権が誕生し鳩山由紀夫さんが総理大臣になったわけだけれども結局上手くゆかず短命政権で終わったのはご存じの通りである。
いったい何を見て鳩山由紀夫さんが総理大臣にふさわしいと思ったのかまるで理解できない。
そもそも戦前から戦後にいたるまでマスコミが国を間違った方向に誘導することは多々あった。
満州事変当時、政府が早期に戦闘を終結させようとしたのにマスコミが陸軍を支持して煽った結果泥沼の戦争に突入したことは日本史の教科書にも書いてあることだ。
地下鉄サリン事件の前にマスコミはオウム真理教を面白がって持ち上げていたことがあった。松本サリン事件でも被害者である河野さんをあたかも犯人であるかのように叩いていたのもマスコミである。
そんなこともあったのでもともとマスコミ不信があったわけだが、今回の兵庫県知事選でマスコミ不信が強まったが同じように感じる人達が増えたようでその点今回の偏向報道はある意味良かったのではないかと思う。
テレビや新聞の報道をそのまま信じない人が増えるのは健全であると思う。