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カミングアウトではないけれども

※本記事を音声化しました。よろしければこちらもお聞きください
https://www.youtube.com/watch?v=Z6GbxdQ5ej8


※本内容は株式会社omenの社内報である「ナカシマコラム」の約半年前の内容を転載しております。
※掲載タイミングと記載タイミングに差異がありますのでその点ご了承ください。


カミングアウトとは何か秘密を打ち明けることだ。
だが、私は特に隠し事をしているわけではない。だからカミングアウトではない。

そう。みんなが勘違いをしているのだ。

ハッキリと言っておく。みんなは私を勘違いしている。

知っている人は知っている。
私はズボラで、だらしなくて、天邪鬼で、お調子ものだ。そして…下ネタが大好きだ。

う〇こ、ちん〇ん、大歓迎。もっとひどい下ネタを言ったりもする。
知っている人は知っている。"おれ"が仕事中に下品な言葉を言いたくなって、某氏に人知れず「ち〇こ」「う〇こ」などの単語だけをDMで送り付けていたことを。

しかし、30歳を超えたあたりから会社を始めたり、表に出ることもあったり、女性と話す機会も増えたりしたため、汚い言葉を言わないようにしてきた。言葉使いに気をかけて、人前では一人称を"私"にしてみた。
まるで「下品なことなんて言いませんよ」というすました顔をして生きてきた。

話は少し変わり、私は歯磨きをしている時など、Youtube動画やラジオをたれながして聞いている。
先日もYoutubeを垂れ流していた時「ブス」「〇ね」「お〇〇こ」などというワードが洗面所に響きわたった。何事!?と思って動画を見ると「汚言症」というトゥレット症の一種を患っているゲーム実況者のインタビュー動画だった。

正直、驚いた。そんな病気があるんだと。
私は自覚し発しているし衝動は自制できるためトゥレット症とは全く違うが、なんとなく気持ちがわかった。
特に疲れている時などは自然と口から汚い言葉を言ってしまう事があるのだ。一時期は悩んだこともあったが、今は下品な言葉を口にする事で「しっかりしなきゃ像の自分」と「現実の自分」のバランスを取っているのだと少し理解できるようになった。
そのため、「しっかりしなきゃ像の自分」を高く持たないように意識することで心なしか自制できるようになった気がする。

なのでここで改めて言っておく。私を勘違いしないでほしい。
私はズボラで、だらしなくて、天邪鬼で、調子乗りやすい、お調子ものだ。そして…下ネタが大好きだ。という事を。

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