本日7月10日に3分切れ負けで四段に昇段しました。上達に役立ったコンテンツや本、私の苦悩などお伝えします。 本格的に将棋を始めたのは藤井聡太四段の29連勝のニュースがきっかけで、将棋ウォーズをダウンロードしました。 Abemaを観ながら棋譜並べをするのが日課です ウォーズ級位者〜初段編 初心者に陥りがちなのがハンドブックばかりやる事です。 ハンドブックは良書ではあるのですが、優先順位は高くないと考えています 級位者ほど詰み筋にこだわる傾向はかなり強く、寄せの段階でも詰
今回は私が継続している囲碁と将棋どちらにも対応した上達法を紹介します 一日一冊をノルマにします。どんな棋書でも良いです さっさと読んで一冊を読み終える事に意識してください 詰碁とか詰将棋は難しいと思うので、定石(定跡)、手筋の本が好ましいです 詰碁や詰将棋でやる場合は8割以上解ける本が対象になります 一日一冊ノルマにして、不完全燃焼だったら次の日も同じ本を読みます 明後日も同じ本で良いです。自然と出来る事が増えます くだらない完璧主義は捨てましょう。どうせ必死に解いても忘
近年AIの出現によりハサミを打ちづらくなり、厚みや模様が好きな人は苦労していると思う。そんな中でも評価値が落ちづらく厚みも得られる手法を紹介する この大ゲイマ受けで三々を誘うのだ。右下は二間高ジマリでも良い 23の繋ぎは色々ある。各自研究して試行錯誤して欲しい ここまでピッタリ止まるならや黒やれそうに見える。近年鬱陶しい評価値もそこまで落ちないのが嬉しい 24がうるさい手。25、27は小さい手に見えるかもしれないが厚みをキープする為には必要 29のマガリは今すぐにでも
新小林流と言えばこの形だが 三々で新小林流をやったらどうなのか?それが今回のテーマ AIの評価もまずまずだったので安心です(笑) 白からカタツキ真っ先に思いつくのがこのカタツキだが一本ハイを打つのが簡明に打つポイント AIの最善はこのような感じに進む。15と16の交換が自慢 黒が地でかなり先行出来る 白上辺からカカリ(今回のセールスポイント)今回のセールスポイントがこれ 内側のカカリは良くない事が多いのだが右上が三々で強いので成立する 勿論AIの評価も悪くないのだ
今回紹介するのはAIが登場する前にアマ強豪が好んで打っていた布石を紹介する。何故かこの布石を打つアマ強豪が多く近年になってAIを活用する機会も増えその理由も数値化されて理解しやすくなった 三連星にも同じ事が言えるのだが、右下の定石を白が選択すると黒が良くなる。この定石はAIが出る前から下火になり14では押し上げが打たれるようになる しかもこの布石であるならば17の利かしがベラボーで非常に理に適っている戦法なのである。 AIが出る前はこの定石が主流だった。これなら互角か黒持
プロの世界では見られなくなったワリウチだが、簡明で好きな人も多いと思う。 早速だが今回のテーマ図を見ていく 実はAI出現以前からワリウチは下火になっていたその理由を次の局面図で説明する。一時期大流行した布石だ 11、13が最強の手法。これでなんと黒が3目リード勝率で言えば70%超えてます ワリウチした石は安定しているのだがその代償として黒の厚みがスンバラしいのでワリウチが下火になった 下火になったのだが… ここで終わらない実はワリウチしても良い局面がある 黒が二つシマ
近年当たり前のように出現するカタツキ なんとなく打っていません? AI的には8と飛ぶのは最善ではないようです。当然これも良い手なのは間違いないです すーぐツケて手堅く受けて貰ったら、しれっと布石を打つのを再開します笑 これってカタツキを打ったって言う感じでは無いんですよね 右下の小ゲイマシマリは頑強なので更に固めてしまっても構わない思想です。星からの小ゲイマでもカタツキは頻出します AIの出現によって大きく変わったのがカタツキの手法だと思う。 以前は主に消しの手法として
囲碁で強くなるために同じ布石を打って経験値を積んでいる人は多い ただ飽きてつまらなくなってくるのである そんな時に私がどのような事を考えているか共有していく 二立三析を疑ってみる。 一路違うだけで違う世界が広がる。そこまで悪くなるとも思えない このように進めば注文通りAIも若干白良しになる 問題は打ち込みだが…これでどうだろうか 左辺は思ったより味が残っている 正確に打たれたら黒厚いかなぁ?って感じで一つの局面でこれだけ考えられますマンネリ気味だったり成長が止まってる
中坊の私は片道2時間かけて、とある囲碁教室に通っていた。 その囲碁教室では宿題?なのか課題なのか覚えていないのだが、毎週棋譜のプリントを配布していた 当然子どもは棋譜並べなどしない。無意味に思えるかもしれないが、子どもながらに 先生はやる気のある生徒とそうではない生徒を 判別して指導方針を器用に変えているのではないかと感心した記憶がある その囲碁教室で並べていて感動した棋譜がこれだ 幼児が初めてコカコーラを飲んだ時のような衝撃が全身を駆け巡った記憶を鮮明に覚えている。
今回は以前解いた形にちょっと石を付け足した問題です 第一問 黒先です。コウが最善で正解が二通りあります
今回は前回と似た形ですが配石が若干違います 第一問 黒先です。無条件で白を取ってください 前回はコウの変化を長々とやりました。そこから推測するとコウになりそうな手段は不正解になりそうです 失敗図1 如何にもコウになりそうです これはコウとなります。白2で他の手段は全てナカデとなります
第一問 前回と違ってダメの数が違います(P16とO16が空いている)。 白を無条件で取る事は出来ず、コウが正解の図が三通りあります
例題 まずはこの形を頭に入れてください この黒はどうやっても取る事は出来ません。この黒が活き形だという事を理解していると後に出題される問題の理解が早くなります 第一問 急に難しくなった感じがしますが、先ほどの例題と比較して考えてみてください。
今回から少しずつ難しくなっていきます 第一問 黒先です。生きてください まずは失敗図から 黒1の下がりは前回解いたような五目ナカデになります 黒1は白2とハネ 黒1には白2とハネていきます これは三目ナカデとなります
今回も易しめの内容となっております 第一問 黒先です。白を取ってください 正解は二つあります。出来れば失敗図も考えてみてください まずは失敗図から 黒1は白2と打たれてコウになります。黒3で白4の場所へ打つ手もありますが これはセキとなります。 もう一つ失敗図を紹介します
基本死活は良く出てくる形が多いので覚えましょう 今回からこの中が6つ空いている クシ型を学んでいきます。 この形は白がどう打っても成立していないので黒が活きている状態です。 p18や19が本線だと思いますが、同時に打つ事は出来ないので黒が二部屋作る事が出来ます その他の手段はp18あるいはp19へ打って生きています 今見てきたのが基本形でここから派生していきます 第一問 黒先です。白を取ってください。先ほどとは形が違います。そこの違いも意識してください