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言葉のセンス。

今年の12月に、ついに30回を迎える文具好きの集まるイベント「文具祭り」ですが、2012年に第一回を立ち上げて以来、ずっとごいっしょしていただいてきましたのが、お笑い芸人のだいたひかるさん。

ここ数回はご病気のことなどもあり、堤信子さんにバトンタッチされておりますが、モリモリ食べてジムにガンガン行ってバリバリとブログを書かれており、お元気そうな様子を伺い知ることができます。(アメーバブログ女芸人部門をトップ独走中)

>>だいたひかるオフィシャルブログ

エンタの神様などでネタを披露されてたころ、あの独特の言葉遣い、言い回しがおもしろくて、だいたさんが出てくると耳をダンボにして聞いていたのを思い出します。

そのセンスは、ブログでもいかんなく発揮されていて、やはりこの人は言葉を操るために生まれてきたのだなと感心しながら読んでいます。

日々の何気ないこと、ご飯の記録、旦那さんである小泉さんいじりなど、楽しい内容に加え、アメーバブログに移行されてからは、同じ病気で戦っている方に向けたメッセージ、そしてコメントに書かれたことへのブログ相談室的な記事など、読む人に勇気を与える内容が綴られています。

最近読んだ中でグッときたのはこちら。相談への回答の一部です。

未来への不安は病気じゃなくても、
人間やってたら誰しも皆んながもっている、
細胞に組み込まれている脳のクセなんだと私は思っています。
「未来への不安」より抜粋)

そうそう、わたくしも最近いろいろあり過ぎて、気が緩むと頭の中は不安でいっぱいになってしまうのですが、そんなの人間の脳のクセと考えたら、少し楽になれます。

だいたさんは元々本の虫で、実は文具でなく読書のイベントで初めてお会いしたような方ですので、急にこんなフレーズが飛び出してきたりする。言葉遊びから哲学的な内容まで、守備範囲の広い言葉のセンスが、多くの人を救っています。

やはりこれ、センスなんだよなぁ。うらまやしー。

ふと我にかえると、自分の言葉のセンスに少々頭が痛くなります。「文具祭り」とか。そのままやん。ひねりがない上に、コテコテ感のあるダサさがキラリと光ってましょ?(笑)

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