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【初】「たぬきケーキ」を捕獲!

「たぬきケーキ」ってご存じでしょうか?その名の通り、たぬきの形をしたケーキなのですが。全国各地の昔ながらのケーキ屋さんにのみ出没する、レアキャラ的存在で、巷で話題になっているようです。

母の実家近くにも、たぬきケーキを販売しているお店があると聞きつけ、記念すべきファーストたぬきの捕獲に成功したわけです。

たぬきケーキは昭和生まれで、当時生クリームが高価だったことから、バターをホイップして作る「バタークリーム」とスポンジを合わせ、チョコレートでコーティングしていたそうな。なぜぞれを狸の形に使用としたかは、かなり謎なんだけれど…。

お店ごとに、狸の表情もそれぞれで、「たぬきケーキ」と検索をかけているだけでも楽しいですよ。私が行ったお店では、「チョコタヌキ」という名前で、薄茶・濃茶・ピンクの3種類がお目見えしていました。今回はオーソドックスな濃い茶色のタヌキを1匹捕獲。

第一声としては、まわりのチョコがパリパリと剥がれ落ちて食べずらい…。スポンジを食べ進めていくと、真ん中にオレンジのジャムのようなものが入っていました。中身もお店によって違うのかな?そして頭の部分には、バタークリームがぎっしり!

といっても、私はバタークリームを数えるほどしか食べたことがなく、これがバタークリームだったのか、少し自信がないのですが。舌にねっとりとまとわりついてくる感じ、多分そう。個人的にはコーヒーがマストです。

味わいに驚きこそないものの、このビックリしたような、おとぼけたような、何とも言えない表情がとにかくキュート。これは全国の狸を捕獲したくなる「たぬきケーキマニア」の気持ちがわかるぞ…。それにしても、ここでまたしても、なぜ狸型にしたのか、不思議でならないな。万人受けしそうな、ウサギやクマでも良かっただろうに。

「たぬきケーキ」発祥のお店は特定されていないらしい。発案者に、ぜひ話を聞いてみたい。

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