地域による報酬格差は違憲!裁判官の独立と良心を守る訴訟 第1回口頭弁論
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24/10/16(水)、「地域による報酬格差は違憲!裁判官の独立と良心を守る訴訟」第1回口頭弁論が名古屋地裁で行われたことを報告いたします。(令和6年(行ウ)53号 名古屋地裁民事1部合ロC係 労働部合議 )
・口頭弁論終了後の記者会見+報告集会の動画
事前に傍聴整理券が配布されるほど注目された本訴訟の前に名古屋地裁前で行った入廷行動には、代理人弁護士、支援者など40名近くが集まり、各自治体の地域手当割合が書かれたプラカードをもって行進しました。
この裁判は、地方への転勤により、給与が大幅に減額されてしまった現職の裁判官が自ら原告となって国を訴える裁判です。
原告側の第1準備書面、意見書や、被告国側の答弁書、乙号証は下記ページの「訴訟資料」で読めます。
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000136
訴状の要旨の陳述の後、原告の竹内浩史裁判官(津地裁)による準備書面1の陳述が行われました。
続いて、代理人の新海聡弁護士が意見書を陳述しました。
弁護団長の水野幹男弁護士も意見書を陳述しました。
次回第2回口頭弁論は、2025年2月19日 (水) 10:30~11:00(予定)名古屋地方裁判所・1号法廷で行われます。
2月19日(水)口頭弁論終了後(11時頃)、記者会見と報告集会を予定しています。(会場は決まり次第記載します)
その後の記者会見場には15名の代理人弁護士以外にメディア関係者、支援者など50名近くが集まり、満員となりました。
会場でのカンパも21000円集まりました。(CALL4とは別途、銀行口座に入れます)
裁判官にも労働基本権が存在すると述べる、中谷雄二弁護士
司法修習23期は弁護士任官7人拒否された、同じ時期に宮本裁判官も再任拒否されたと述べる、山田万里子弁護士
100万円を目標に訴訟費用のクラウドファンディングを行っていると述べる、事務局長の北村栄弁護士
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000136
24/12/14(土)10時~ 英国から藤田早苗さんを招いて学習会「国際人権から見た裁判官の独立」(KKRホテル名古屋)への参加を呼びかける北村栄弁護士
https://ombuds.exblog.jp/30499918/
・名古屋市民オンブズマン 地域手当問題
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/takeuchi/index.htm
・地域による報酬格差は違憲!裁判官の独立と良心を守る訴訟
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000136
以下報道まとめです。
2024年10月16日(水) 16:37 CBC
「地域手当に格差があるのは不当」現職裁判官が裁判で訴える 名古屋15% 津6%
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1492128?display=1
2024年10月16日 19:09 名古屋テレビ
津地裁の現職裁判官が国に賠償求めた裁判始まる 国は請求の棄却求める
https://www.nagoyatv.com/news/?id=026905
2024年10月17日 8:07 中京テレビ
現役裁判官が国を提訴 「地方転勤で報酬減は違憲」訴え 国は全面的に争う姿勢 名古屋地裁
https://news.ntv.co.jp/n/ctv/category/society/ctf4f17fa929a34f20b99614a0b1422032
2024年10月16日 19時35分 朝日新聞
裁判官は「ブラック職場」 地域手当めぐる訴訟、原告の判事が陳述
https://www.asahi.com/articles/ASSBJ349DSBJOIPE028M.html
2024年10月16日 18時26分 (10月16日 18時32分更新) 中日新聞
裁判官地域手当は「報酬に含まれず」と国側 口頭弁論で請求棄却求める
https://www.chunichi.co.jp/article/972670