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海部南部消防組合 ハラスメントアンケート 内容全面非公開

海部南部消防組合がハラスメントについて全職員にアンケートを行った件で、名古屋市民オンブズマンがアンケートならびに聞き取り内容をまとめた書類の情報公開請求を行ったところ、24/4/10に内容が全て非公開の決定がでました。
http://www.nagoya.ombudsman.jp/data/240410.pdf

【非公開理由】
・個人に関する情報であって、当該個人に含まれる氏名、生年月日その他記述等により特定の個人を識別することができ、又は他の情報と照合することにより、特定の個人を識別することができる
・組合の機関が行う事務に関する情報であって、公にすることにより、事業の性質上、当該事務の適正な事務に関し、公正かつ円滑な人事の確保に支障を及ぼすおそれがある

海部南部消防組合が行ったアンケートの書式も情報公開請求しましたが、まず実名を記載させていました。

【不祥事の対応に関するアンケート 内容】
氏名:
1 12月23日掲載の不祥事に関する新聞記事について意見をお聞かせください。
2 あなたはハラスメント等だと思うことを受けたことはありますか。受けたことがあれば、誰からどのようなことを受けましたか。具体的に記載してください。


海部南部消防組合は、24/3/25に懲戒処分を公表しています。
http://www.ama119.jp/sincyaku/r6/r060425_houdou/R6.3.25 houdou.pdf

【パワー・ハラスメント】
・消防司令補 51歳 男性
救急事案帰署途上、助手席に座っていた隊員に対して救急資機材の不備(確認作業)を問う最中に髪の毛を掴み、頭を揺さぶり脅迫するような言動を発し、精神的及び身体的苦痛を与えた。
・消防司令補 40歳 男性
救急訓練中、職場内の優位性を背景に侮辱するような言動を繰り返す行為及び救急資機材で頭を叩いた行為に対して精神的、身体的苦痛を与えた。
・消防司令長 58歳 男性
職務上の地位など優位性を背景に職務の適正な範囲を超えて叱責を繰り返した。
新型コロナウイルス感染症(疑い)の復帰職員に対して人権の侵害に当たるような行為を行った。
日曜日(週休)に、偶然居合わせた部下に対して、時間外勤務を強要した。
業務多忙時期、繰り返し休憩直前に時間制限付きの仕事を命じた上、休憩や食事の暇を与えなかった。
以上の行為に対して精神的・身体的苦痛を与えた。
・消防司令 50歳 男性
意に反した行動をとった部下に対して叱責し、精神的苦痛を与えた。
過剰に繰り返す注意や陰湿な言動を繰り返し、就労意欲の低下、職場環境を悪化させた。

【公務外非行(暴行)】
・消防司令補 37歳 男性
親睦会において酩酊し、熱くなったトングを手首付近に当て火傷を負わせた行為及び複数の同僚に対して、頬や腹部を数回叩くなど、執拗に陰湿な行為を繰り返し、精神的、身体的苦痛を与えた。

【懲戒処分未満の処分内容】
・消防司令 48歳 男性
部下に対して、食べきれない量の食事を複数回提供し、事実上、必要以上に食べさせようと圧力をかけた。
・消防司令補 49歳 男性
職務上の 地位など 優位性を 背景にコミュニケーションと称し、体当たりや肩を殴る行為を繰り返した
・消防司令補 37歳 男性
侮辱するような言動や叱責を繰り返した。


名古屋市民オンブズマン 消防問題ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/firestation/index.htm


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