いちばんしあわせだった頃
それは、家族全員で食べた
ご飯の時間
ちいさなちゃぶ台を囲んで
嬉しそうにおしゃべりする
両親がまだ生きていて
音信不通のおとうとが
隣に座っていた頃
それでも
いまでは、歳をとって
一人きりになってしまったけれど
いっしょに
わいわい言いながら
ご飯食べてた頃
いちばんしあわせだった
ばななさんが
そんな記憶があるから
大人になってからも
困難に出会っても
生き抜く力がでるのも
そんな記憶があるから
って言っておられたけれど
本当にそうなんだなあ
そんな記憶は
お金では買えない
だから
今はもう
人生を降りてしまっていても
しあわせなんだなあ
ありがとう
と
いまでは
亡くなった両親に
つたえたいんだな
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