『持ち家=安定』という幻想を捨てた理由
はじめに
こんにちは、おますです。
今回は、私の家に対する考えについてお話していきます。
前提として、私は持ち家派から賃貸派になりました。
でも、決して持ち家派を否定するつもりはありません。
それを十分にご理解いただいた上で記事をお読みいただけますと幸いです。
どうして持ち家を手放したのか
私は以前、「家を持つことは当たり前」だと信じていました。持ち家があることこそ、安定であり、幸せの象徴だと思っていたのです。しかし、実際に家を所有し、その家を売却して賃貸に移り住んだ経験を通して、「持ち家=安定」という考えが幻想だったと気づかされました。
家を持つことで生まれる3つの大きなストレスがあったからです。
3つの大きなストレス
1. 金銭的なストレス
持ち家を持つことは、住宅ローンという大きな借金を負うことです。私も憧れのマイホームと引き換えに、多額の住宅ローンを組みました。当初は、夢に描いた我が家に住む喜びでいっぱいでしたが、次第にその喜びは薄れ、借金という重圧がのしかかってくるように感じました。
新しい挑戦をしたいと思っても、「住宅ローンがあるから…」と躊躇してしまい、挑戦するワクワク感を失っていた自分に気づきました。住宅ローンは立派な借金であり、返済に追われることで、夢や目標を追いかける気持ちが抑えられてしまったのです。
2. 間取りのストレス
私が購入した家は建売で、リビングが2階にあり、寝室や水回りが1階に配置されている構造でした。当初は気にしていなかったこの間取りも、子どもが成長し、家族が増えていく中で、次第にストレスへと変わっていきました。例えば、子どもがトイレに行くときには1階から2階への付き添いが必要になり、また赤ちゃんをお風呂に入れた後の階段の上り下りも負担が増しました。
賃貸であれば、子どもの成長や生活スタイルの変化に合わせて家を変える柔軟な選択肢がありますが、持ち家ではそれが叶わず、家そのものがストレスの要因になるのです。
3. 心理的なストレス
「マイホームは資産」とよく耳にしますが、これがかえって心理的な負担になることが多くありました。家の中で子どもが遊び回るとき、床が傷つくのではないか、壁が汚れるのではないかと、常に気を配らなければなりませんでした。賃貸であればこうした傷や汚れに対する神経質なまでの気遣いは少なく、むしろ自由に暮らす安心感がありました。
上下階の騒音問題が少ないという点では持ち家にメリットがありましたが、細かい部分に気を遣いすぎて、結果的に家にいること自体が疲れの原因になっていたように思います。
おわりに:持ち家に固執しない生き方
持ち家を売却し、賃貸に移った今、以前感じていたこれらのストレスから解放され、より身軽に、自由に暮らせるようになったと実感しています。
「持ち家=安定」という考え方は、必ずしも自分に合うとは限らないと知ったことが、人生の転機でした。
賃貸には賃貸の良さがあり、住まいを「家族の成長や自分の変化に合わせて柔軟に選べる場」と捉えることで、本当の安定や安心感を得られるようになりました。
次回は、実際に持ち家売却から住宅ローン完済までの道のりを記事にしたいと思っています。
どうぞお楽しみに♪
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。
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