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老活 その3 「きよしのズンドコ節」と「北国の春」

高齢者活動プログラム「元気になる体操」の日の続きである。

市の歌を全て手話で歌う行為を、高齢者の参加者全員が完遂することに驚愕したあとに、続いたのは「きよしのズンドコ節」であった。
知らない歌に、知らない踊りである。
帰宅して調べたら、「きよし」とは氷川きよし氏のことであり、流石に名前は存じ上げていたが、この歌は、その時に初めて聞いた。盆踊りのように、輪になって、振りをつけながら、ある方向に進んだり、その場で回ったり、ある個所では腰を振り振りしたり、大層難しい。
お手本になる方を見ながら、必死にまねをするが、目で見た動きを即座に自分の体に反映させることは、わたしの数多き苦手のトップである(えばるな!)。
これもあとでYOUTUBEで調べたが、この日の振り付けと同じ映像が無い。
毎週、準備運動として繰り返されるなら、来年の春頃には、もしかしたら、マスターできるかもしれない…

出来ないことばかりが続き、三つ目の活動は「北国の春」である。やっと初めて聞いたことがある曲が出てきた!
今度はいわゆるフォークダンスの様に、二人一組で踊りながら、次々とパートナーを替えていく踊りである。
流石に二人で踊るので、高齢者同士がぶつかったりしないように、動作は少な目、繰り返しも単純で、なんとか2回目の本格参加の週で、踊れそうな目途が出てきた。もう数回練習すれば、なんとかなるかも…

「元気になる体操」が始まる前に、集中力による緊張と疲労でへとへとになった。

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