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老活 その11 正月飾り

前回の高齢者活動は、ちょっと膝をひねって、休んでしまったが、今回は参加しようと出かけた。

今回のテーマは正月飾り作り。
テーマが始まる前に、組織長の挨拶。「市の歌を手話で歌う」、「準備体操」、「きよしのズンドコ節」のダンス、「健康音頭」、「ゴムチューブ体操」と今日も五種の運動が行われた。手話は、自分の市の名前を手話で出来るように教えてもらった。「昔」という単語も、「川」も「桜」も教授受け、覚えた(多分)。
「北国の春」のフォークダンスは、インフルエンザが流行中だから、接触を避け、距離をとった方がいいとの方針で、省略された。賢明な判断だと思う。

さて、今回の工作は、上にある写真の正月飾りを作る。既に持ち手のあるビニール袋にセットが出来上がっており、中には紐2種、二色の長い薄紙が各色4枚(二色を捩じり合わせ、しめ縄の代わりとなる)、出来上がった椿の紙の造花二個、千代紙で出来上がっている扇二個、出来上がった松葉の紙細工1つと自分でこしらえるための緑色の紙1枚が入っている。いつもの様に6テーブルに分かれ、1テーブルは参加者5名に対して、ボランティアが数名の配置だ。全体を指導する先生が何をやるかを指示し、ボランティアが個別に指導と手伝いをする。

既に出来上がっているパーツが多いので、参加者が行うのは、紙のしめ縄をない、くるりと丸めて、紐でしっかり結び合わせること、松葉の片方を作ること、配られたボンドで全てのパーツを張り合わせて飾り物の形に整えるだけなので、些か物足りない。せめて、扇くらい各自に折らせてもいいのではと内心思うが、周りの方々を見ると、作業の先行きがわからず、完成品への見通しも立たないので、「どうやるの?どうやるの?」となる方もいる。ボランティアさんは、そういう人には手取り足取りになっていく。ボランティアの人は、どの人には本人に任せ、どの人には手を出さなければ、制限時間内に全員が終わる状態にもっていけられるかの判断が求められる。
ただただ作業をしているわたしは気楽なもんだ。

帰りがけに、持ち帰った正月飾りを壁にかけるため、フックをDIYで買ってきた。

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