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ひな巡りって何?

ひな祭りとは?
 もともと五節句のひとつ、「上巳(じょうし)の節句」でした。この日は古代中国では忌日(いみび)とされ、そのけがれを祓うため水辺で体を清め、厄払いが行われていたのです。それが平安期頃に日本に伝わり、土や紙の人形にけがれを移して水に流す「流しびな」の行事となり、貴族の子どもたちの間で「ひいな遊び」というお人形遊びとなりました。

これが節句となり、ひな人形を段飾りにして、美しく飾って祝うようになったのは江戸時代になってからです。もっとも、そのような形でお祝いを行ったのは、武家や貴族だけでした。この慣習が一般家庭に定着したのは、明治以後のことです。

七段飾り
一段目:男雛と女雛
二段目:三人官女
三段目:五人囃子(ごにんばやし)
四段目:随身(ずいじん、ずいしん)
五段目:仕丁(しちょう)
六段目・七段目:お化粧箱や御所車、駕籠などの嫁入り道具

ひな巡り

栃木県さくら市氏家地区は、奥州街道沿いの宿場町として栄えた町で、商家が多く代々伝わる雛人形も数多く残っています。「氏家雛めぐり」はそれらを活用し、たくさんの来場者が雛人形を見て回りながら市民との交流により市街地の活性化を目的として始まりました。JR氏家駅前およびさくら市役所付近の商店・施設・個人宅などお飾り処約70か所に様々な雛人形がお客様をお出迎えいたします。赤いのぼりが目印です。また、商店街の女将や地元の主婦が一年かかりで作成した吊るし雛も一堂に飾られ、大変見ごたえがあります。

実際によく見ると細かく制作されていて遠くからも近くからも楽しめるものです。絵画のように近づいたり、遠ざかったりたくさんの見方があります。
是非お足を運んでみてください!


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