見出し画像

イカを買ってしまった

なんで、昨日の私はイカなんか買ってきてしまったんだろう……今日の私は4杯のイカを前に途方にくれていた。

画像1

まぁ、安かったからという明確な理由はあるのだが、そんな理由でイカなんて買ってこないでいただきたい!と今日の私は思う。一回思いつきで数年前に捌いたっきりやん。無理でしょ。ムリムリ。こんなのムリ。

画像2

そもそも目が怖い……!
こんなん、哺乳類の目やん。
ゾウと一緒なやつ!!!
おのれ〜〜〜!昨日の私!!!



こういうのをきっと自業自得って言うんでしょうね。こんな見事な自業自得そうそうなくないか?フォローする余地もないぞ。

とりあえず昨日面倒くさくなって1日寝かしてみたわけですが、消費期限が今日までなので明日の私にバトンタッチすることはもうできないわけです。

やらねばならぬのか。この私が!

画像3

/はよやれや\


やりますよ。やりゃいいんでしょ!

今回もお世話になります、COOKPAD先生!

というわけで、私のせいで私による私のためのイカさばきが始まったわけです。新時代の幕開けぜよ。


内蔵を潰さないようにイカに包丁をいれて〜、中身をなんとかかんとかしながら出して〜、イカわたを潰さないようにしながらゲソを切り離すとキレイなゲソが出来上がるっと。

画像4

うーん、事件現場かな?

レシピには書いてない汁がどんどん出てくるんですけど?あと足からプラスチックみたいなのがポロポロ出て来て怖い。

あとは肝がつぶれないように取り出して〜

画像5

身からきれいに皮をはいで

画像6

待って皮……剥げない!!!

皮全然剥げない。ブチブチ切れる。なんなら身も引きちぎってる。

結局垢擦りみたいな勢いでゴシゴシ擦ったらなんとか取れた。こんなんでいいの!?

途中で面倒くさくなって『イカ そのまま 丸焼き』って調べたけどもれなく全員下処理してたので、諦めて作業に戻りました。


とりあえず一匹さばけたし、次はもう少しスムーズにいくでしょ!と楽観視しながら体を開いたら

画像7

待って待って待って
魚いません?????ねぇ!!!

いや、魚なワケないでしょ。気のせい気のせい。魚と見せかけて、なんかイカの内蔵の一部みたいな。

画像8

おもっくそ魚!!!!!!
ここは内臓の流れでしょ!?!?

なんなの?COOKPADには魚がいるかもとか一言も書いてませんけど?????どうしたらいいの?まさか食べたらいいの?

でも、とりあえずさっき丸焼きにしなくて本当によかった!!!!ググってよかった!先人たちもこの事態を見越してね、さばいてたわけね。みんな天才か。てんさイカ!!

画像9

でもさばくのはちょっとうまくなってきた!ゲソもうまく取れたし。

よし!次!

画像10

また魚いるんですけど!?
命が重い!!!食物連鎖目の当たり!

もういい!次!

画像11

魚ぁぁぁぁぁぁ!!!!!
いすぎでは???4分の3魚!?

壊れるほどさばいても♪
3匹も魚死んでいるっ♪

マジ命が重い……

この魚たちの命も無駄にしてはいけないと思うと、さばきながら気が重くなってきた。奇跡の一匹以外ゲソから謎の汁が吹き出しまくったし……。

画像12

でもとりあえずさばけました。

がんばった……がんばったよ、私。

なんか至るところに着いてる吸盤プラスチックがキモくて洗いまくったから身が真っ白になったけど。肝からも汁が出まくってるけど。

でも出来たんだ!
私にも出来た!

圧倒的達成感。これが、イカをさばく最大のメリットではなイカ。そんな気すらしてしまう。

調理方がよくわからなかったので、この辺のレシピを参考にしました。

こうなってくるとさっきまで私を苦しめたイカではなく、食材としてのイカを調理するだけなので気楽なもんだ。いや〜、肉や魚をさばいてくれる人ありがとう!普段楽させてもらってるね、私は。

画像13

イカの甘辛炒め〜新玉ねぎ煮込みを添えて

画像14

スルメイカとじゃがいものイカわたバター焼き

画像15

スルメイカ〜バターと紫蘇と茗荷の香り炒め


それっぽい名前つけると美味しそうでは?
実際は全部炒め物というレパートリーのなさね。もうね、さばくので体力と気力が八割持ってイカれてるから。

暇な人はイカジョークが記事に何個あったか数えてみたらイカがでしょう。こどもたちが誰もイカ料理を食べなかったので、私はもうふて寝します。

でも、ときどきはこんなのもいイカもな。自画自賛だけどおいしかった。

イカ&魚!命をありがとう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?