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お花の名前を覚えたい vol.3

こんばんは、おまみです!

第3回目となりましたが、なんと3回連続でカーネーションが入っていました。色はどれも違って可愛いのですが、もう説明できることがないので今回は割愛します。あと、かすみ草も2回目の登場。こちらも前記事をご覧下さい。


さて、今回残るはタラスピオファリムです。

.....タラスピオファリム?

名前は難しいですが、なんだか見た目は懐かしいこの子、そう、ペンペン草です。ナズナが正式名称ですが、子どもの頃からペンペン草と呼んでいたので、そちらのほうが馴染みがあります。タラスピオファリムとは、西洋ナズナの名称で、日本のものより背丈が高くブーケにしたり活けたりするのに向いているそうです。

日本のナズナは、春から夏にかけて白い花と三角形の果実をつけます。この三角形の果実がバチの形に例えられ、三味線草とも呼ばれています。荒れた土壌でも生育する野性的な強さがあり、それ故に「ペンペン草が生える」「ペンペン草も生えない」という、荒れた果てた様子を揶揄する慣用句まであります。

ナズナの名称の由来は3つ。
・夏には枯れることから、「夏無き菜」から変化
・撫でたいほど小さく可愛いことから、「撫で菜」から変化
・朝鮮古語のナジから、「ナジ菜」から変化

花言葉は、「すべてを君に捧げる」
爽やかな見た目とは裏腹にかなり情熱的な花言葉がついていました。大切な人へのブーケの中に散りばめるにもぴったりの花言葉ですね。

飾って楽しむだけでなく食用にもなり、春の七草のひとつ。厄を払い、1年を健康に過ごせるよう祈りが込められた植物です。また、中国でも昔から生薬として活用されてきたそう。飾って良し、食べて良しの出来るヤツなのです。

子どもの頃、庭や道端に当たり前のようにあったペンペン草が、こんな風におしゃれなブーケになるなんて、このブーケが届くまで知りませんでした。こんな思わぬ再会もサブスクならではですね。

さてさて、次のブーケでは、どんなお花と出会えるでしょうか?




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