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一人旅 北鎌倉(1),(2)
北鎌倉の葉祥明美術館は、それ自体が一冊の美しい「絵本」です。
画家で詩人の父親と、優しい夫人、そして10歳のリラちゃんと5歳のクロードくんの一家が、かつて住んでいた洋館というイメージでつくりました。
訪れる人は誰でも我が家のようにくつろぐことができるのです。(葉祥明)
北鎌倉駅、2022年6月下旬。この時期は、紫陽花の時期だからとりあえず混む。有名どころで言えば明月院、円覚寺だろうか。私は、人混みが苦手なのになぜこんな時期に鎌倉を選んだのか?自分のテキトーな衝動にはいつも驚く。
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当てもなく線路沿いを歩き、明月院に行く道を曲がったところに葉祥明美術館はあった。
イラストはとても優しく、果てしなく広がる空や海、地平線に癒された。
出産祝い向けの絵本はとても可愛らしく、もし友人へプレゼントするならこれだなと思った。
日が経って9月上旬。
北鎌倉、平日。観光シーズンでなければ駅には数人しかいない。
6月にガヤガヤとしていた線路沿いもすれ違う人もおらず、生き残りのセミが鳴いているだけだ。
また北鎌倉にきたのは、6月に諦めた明月院へのリベンジだ。
葉祥明美術館を通り過ぎ、まだ着かないのかと思った時に明月院と入口は出現する。
拝観料を払い、入るとすぐに深い緑で包まれた。
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時期は過ぎていたため、有名である紫陽花は見れていないが、歩くたびに緑の匂いで囲まれた。
明月院以外にも他のところを回ったが、いつも見るようなところで写真もあまりなかったので割愛しておく。
知らなかった鎌倉を知れた日だった。