家族のこととか
青年海外協力隊に参加することに対して、親に猛烈に反対されたなぁと思い出した。
仲の良かったはずの親とえげつない冷戦状態になって、精神的にかなり苦しかった。
私は昔から協力隊に行きたいと伝えていたから、合格すれば応援してくれると思っていたが、超心配性の母親はそう簡単に許してくれるはずがなかった。(内心分かってたけどね)
しばらく母親が口を利いてくれなくて、結果夜も眠れなくなった。さすがにこのままじゃまずいと思い、夜な夜なレジュメを作成し、両親に何故海外に行きたいのかを泣きながらプレゼンテーションをしたことも今となっては懐かしい。
全然自慢にならないけど、私は28年間生きてきて一歩も実家から出たことがない。それだけ家族や地元が大好きだったし、大切に育ててもらったとも自覚している。
だから母親がそれだけ心配するのも当然っちゃ当然なわけで。
最後の最後まで寂しい、やっぱり行かないでと言いながら見送ってくれた母。たぶん私が当時そんなに苦しんでたことを知らないんだろうな。
私がベナンにいる間、家族も元気でいてくれてることを願うばかり。
2022年8月14日
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?