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1000円カットでもやっぱり気まずい

昨日、1000円カットに行った。
1000円カットあるあるを書いてみたい。

ちなみに私のヘアスタイルの遍歴。あるいは系譜について話したい。
高校生まである時期を除いて、私は坊主だった。理由は簡単。短時間で、金をかけずにできるから。そんなこんなで思春期でカッコをつけようという、完全なる誤りでツーブロックを目指した時期以外は全坊主。

ところで大学三年生になった今はというと、刈り上げている。ツーブロックとは言わないまでも。1000円カットで1ヶ月に一回。大体20日周辺で切っている。

本題。1000円カット。できるだけ短時間で回せるかの勝負。そんな産業であることはわかる。10分で1人。時給の三倍の利益という設定にするとフルで働いても時給2000円。

だからこそ、ちょっとイマイチという時に「もう少しこうして」と言いづらい。
何せどんな髪型でも整ってさえいればいいと思わないでもないから。
その日も前髪をもう少し切ってほしいという気持ちを飲み込んで「ありがとうございます」といった。

これがもう少し深刻だったときがある。
中学生だったか、小学生だったか。髪がある程度の長さになると自宅のバリカンでは切りづらくなる。そんなこんなで1000円カットへ。
「1cmにしてください」
坊主にしては割と長め。今回も坊主かと思いながら待つ私。
バリカンは開始2、3分で終わり。そのあとはハサミでチョキチョキ。整えてくれる。
「うん?これ違うよね」
そう思っても口に出せない私。店員さんが鏡をもって確認したとき、「1cmの坊主にして欲しい。って事だった」と告げた。その時の私は顔も少し白くなって申し訳なさそうに伝えた。

あの店員さん、どこでなにしてるかな。

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まめきち
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