転職したほんとの理由

私はとある外資の給与、福利厚生、労務を10年位担当していたんですが、数年前に転職したんです。

その会社は、買収を2回されて、1回目の買収のとき、日本の人事部長が首になり、アメリカのhqの傘下となり、2回目の買収のとき、ドイツhq→カナダhqからの、マニラがコントロールとなり、最後は切れて辞めたんですが。。

買収がおこると、実際のところ、給与の支払いの部分をどこが握るかって重要で、そこを買収先の担当者からひっぺがすのって結構大変なんです。他人の給与情報知りたい人って多いんですよね。下衆だよな、ほんとに。

で、買収元の給与システムに、過去分も移行しないといけないんです。なぜなら、源泉徴収票を会社は発行しないといけないから。

これが、相当の情報量で、過去分の給与、社会保険料、住所、扶養家族情報などを、吸収した方のシステムが要求した形に加工しないといけないんです。

Excelにデータ加工なんですが、ま、vlookでなんども確認して、仕上げるんだけど、だいたい、日本人の名前から、住所から間違い目視で確認するに、日本語もできないやつにできるわけないのに、カナダ人の子をアシスタントにつけられて、その子の時間帯に合わせて仕事とかさせられ、日本の超独特な給与の仕組みも説明したりとかして、余計な仕事が増えて迷惑この上ない。でも、マネージメントは、これでチームで仕事をやったってことになるから、大満足です。こんなの、ベンダーに投げるべきだよね。プロジェクト成功のためにキックオフとかやって、成功すると全部自分達の手柄みたいになるのみて、憤懣やるせない気分にしかならなかったですね。

その後、マニラの上司がめちゃ嫌なやつで、引き金になり退職したんだけど、職権濫用で、部内で付き合ってる女を引継ぎに来日させた。凄い威張っていて、こんなのできるっていうからやらせたら、2日かかってもできなかった。最後は聞きに来てたけど、彼らはできないって基本言わないので、わかったのか不明。

不毛だ。。hrの仕事で、給与担当とかってすごい下に見られる仕事の割には責任が思い。こんなの早くシステム化すればいいのになぁ。。そんなこんなで転職したんですね。

すごく不毛な部分の多い仕事で、無駄省けないのかなって本気で思う。深層学習のおかげで、言語の壁はかなりなくなってきている。頑張ってほしい‼︎