学校に行くよりも...
学校に行くのは本当に必要なの?という、たまに出てくる類いの指摘がある。
ちょっとまえに”少年革命家”ゆたぼんが話題になったように(今もちょくちょくプチ炎上しているね)、従来の「学校を出て社会に出る」という一般常識を否定するものとしてなかなか興味深いというわけである。
学歴と人格は別ものであると言いたいのは山々だが、しかし実際はそうではない。これ、社会人になったら痛感することだけどがんばって勉強したことのある人とそうではない人の差は存外大きい。あと学歴ないと舐められるのもかなーりタルい。
そのような社会のグレーな部分を含んでの教育であると理解した上で、今日の教育に物申す者として備えていて然るべきものが、言い換えれば、教育の可能性に常に目がひらかれている者という感じが、ゆたぼん(&パパ)にはしないのだ。
本当に苦しい現状を打開するのも結局のところ教育なのである。ゆたぼんの”宿敵”ひろゆきがかつて「大学には絶対いくべし(Fランでも良いから行け!という含意)」と言っていたが、こちらの方がはるかにひらかれている感じがしてしまうのはネットに毒され過ぎであろうか。
ひろゆきの言う冗談みたいな真実がボディブローのごとく効いてくる今日である。