
信頼に賭ける
生きていれば信頼した相手に裏切られたことは少なからずあります。
そのことで、自分を守るために人を疑ってかかるようになる。
こんな経験をすると、用心深くなり表面的な付き合いしかできなくなってします。
信頼とは、信じて+頼ることです。
仕事においては、無くてはならない行為でもあるため
その人の考え方次第では、業務の成果にも影響してくるが、
過去に辛い経験をした人にとっては、どうしても疑ってかかってしまう。
2つの選択肢として、最近こんな方法もあると教えてもらった。
ひとまずは、「この人は信頼できる」と考えて「これ以上信頼できない」という確信が出てくるまで信じ続けるという方法と、「最初から信頼できない」と考え「この人は信頼できると証明できる」まで疑い続けるという方法だ。
どちらの信頼に賭けるか?
結局は自分の責任になるのだったら、後者の道を選ぶことにした。
なぜなら、自分の周りには信頼できないと思う人より、信頼できる人の方が多いということと、自分が信頼される側だったら相手に信頼に応えようと責任を感じるからだ。
自分が信頼することで、相手がより信頼に足る人になると信じたいからだ。
だからこそ、信頼する方に賭ける
信頼を失うとは?
信頼を失うということには、2つのケースがある。
ひとつは能力であり、もうひとつは人格である。
能力に問題があるだけで、善意のある人であれば有能になるまで手助けすれば解決する。人格であれば繰り返し信頼を裏切る人だ。
私には、人生において孝行を返しても返しきれない人がいる。
将来にわたって身を捧げたい想いでもある。
そんな気持ちになれたのも、いつも自分を信頼してくれて何度も何度も自分の可能性に賭けてくれたからである。
私もそんな人を目指したい。
だからこそ、信頼する方に賭ける。
#413 2023/04/03
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