見出し画像

なぜ⬜︎⬜︎は、〇〇なのか?

人は、このような文字が目に飛び込んでくると、
その空白を埋めたくなる。
他にも、「なぜ中小企業は、間違ったマーケティングをしてしまうのか?」
というタイトルを見たら、「えっ!?」と思って、記事を読みたくなる。

人は思考に空白ができると、その空白を埋めたくなる。
それは、人の脳には答えが出るまで探し続けるという性質があり、
例えば、映画の予告編を見ると本編が気になって仕方がない、
週刊誌の見出しだけを見て内容が知りたくてたまらなくなる。

さらに、考えることをやめた後も、
空白を埋めるために、脳は答えを探し続けている。
脳は空白を嫌うのである。

この「足りない情報を埋めたくなる性質」をザイガニック効果という。

新しいことにチャレンジする時に、「もしかしたらできないかも」
考えると、その情報を受け取った脳は「できないかも」と言った理由は何なのか、過去にどんな失敗があり、何を根拠にその言葉が出ているのか、
脳内にある「できない理由」を探しはじめます

そして、やっぱりできない可能性が高いと思い込んでしまうのである。

誰もが使う言葉に対して、無意識のコントロールを受けるのであれば、
難しそうでも「もしかしたらできるかも」と思ってみよう。

そうすると脳は「できるかもしれない理由」を探し始めるのである。
脳内に情報がない場合は外にも探しに行きます

その結果あなたの前には、できるかもしれない理由が集まるのである。

「世の中は思い通りにいかない」と、ついそんな風に見限ってしまう。
それは、「思うようにいかない」と考えているから、
その通りの結果を呼び寄せているだけのことであり、
「世の中は思い通りになる」と考えれば
その通りになる。

ザイガニック効果は、相手に与えるだけでなく自分自身にも影響を与える。
何気ない思い込みから言葉を発している。
今一度、自分の発する言葉のクセを確認してみよう。

730 2024/02/14


よろしければ、サポートお願いいたします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせて頂きます。