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#29 無意識からのメッセージ
世界には、先人たちの知恵や経験則をまとめた法則が存在する。数学の難問も公式を使うと簡単に解けることがあるように、仕事や人生に関する有用な法則を知識として蓄えておくことで、目の前の課題や問題に対して適切な判断ができる可能性がある。今回は、その法則について紹介したいと思う。
理由は、先週「TOUCH/タッチ」を見たからだ。
トレントランキングに入っているわけではないので、探そうと思わない限り目にはつかない。この目から鱗の不思議なドラマを偶然にも見つけてしまったのだ。
今から10年前にFOX海外ドラマで放送されていた。大ヒットドラマ「24」でお馴染みのキファー・サザーランド主演で、「HEROES」のティム・クリングが、制作総指揮を務めている。
吹き替え役も同じ小山力也さんで、どうしてもジャック・バウワーに見えて仕方がなかった。内容は、一見無関係な人々でも、実は互いに影響し合いながら生きているを軸に、黄金比やフィボナッチ数列を上手く取り入れ、ドラマチックに仕上げている。数字を通して未来を知覚する面白さが、何とも想像力を掻き立ててくれる。
1:1.618
1:1.618とは「黄金比」とも呼ばれるもので、人々が最も美しいと感じる比率である。歴史的建造物や美術品をはじめ、ロゴマークや植物、貝殻においても、なぜが常に同じ比率を繰り返している。
フィボナッチ数列
イタリアの数学者フィボナッチが紹介した数列は(1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377・・・)どの数字も前の2つの数字を足した数字であること。「花びらの枚数」「松ぼっくりのうろこ模様の列数」「ひまわりの種の列数」などは、全てフィボナッチ数列で出来ているというのは、何とも不思議でならない。
他にも様々な法則が存在する。全体の数値の8割は、全体を構成する要素のうちの2割の要素が生み出しているというパレートの法則。ここから派生した2:6:2の法則、10,000時間の法則、メラビアンの法則、パーキーソンの法則、エメットの法則、ポッターの法則、ピーターの法則、ハインリッヒの法則、など世の中には、多くの法則が存在する。
10,000時間の法則については、ことわざの「好きこそモノの上手なれ」に似ている。
時間を掛ければ夢が叶うという訳ではないが、努力が才能を上回ることもある。
ユダヤ人の格言で有名な78:22の法則も同様に大変興味深い。
これらの法則を踏まえると、ところであなたは、どちら側に居たいのか?と先人たちに聞かれているように感じる。
これらをどのように活用するのか。
信じるか信じないかは、結局のところ自分次第である。
ジェームズ・アレンの「原因」と「結果」の法則も読み直したくなったこの頃である。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
godaigenso
夢は必ずかなうという言葉が独り歩きしている時代ですが、僕は夢はかなわない確率のほうがずっと高いと思う人間です。ですから、懸命に努力し、その結果夢がかなわなかった時にはどうするのか、それをも想定して仕事をするべきではないか
目的は見つけるものではない。目的が自分を見つけてくれる
発明家やアーティストがよく言う、「アイデアが突然降ってきた」というものと同じだと思います。わたしがアイデアを考えたのではなく、アイデアがわたしを選んでくれたんですね。
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