ボクは負けなかったよ。
人の噂を信じている人もおられると思うけど、実際にその人と話をしてみると噂があてにならないと感じることもよくあることです。
ボクの父は、幼い頃に中耳炎になりましたが、手当てもせずほっておいたがゆえに難聴になりました。
我が家では、父と会話する時に、大声で話すのが当たり前になっていましたが、我が家の前を通る通行人さんは「また、あの家では喧嘩しているのか!」と勘違いされていた方もおられたと聞いたことがありました。
だから、あの家の人は怒りっぽい人だという噂も流れていたらしいのです。
実際にボクや両親と話をする機会があった人たちは、噂はあてにならないと感じたでしょう。
噂はあくまで噂ということです。
ボクが裸で表に飛び出して行ったのも、向かいに住む奴が仕事帰りにボクに対して暴言を吐いてから、家に入っていくから現場を押さえるためにやったことであり、我が家では向かいに住む奴が帰ってくる時間に風呂に入るように父からの命令が下っていたからなのです。
それ以外にも、ボクのとった行動が変わっていたと思われていたことがたくさんあるようですが、その行動一つ一つに他人には想像出来ないボクの考えがあってのことだったのですが、その向かいに住む奴がボクのことを頭かおかしな奴というように吹聴して回ったから、近所に住む人たちは真に受けでしまったらしいのです。
そいつとの確執が始まったのは、そいつらが夜12時を回っているのに酒を呑んだからか大声で話をしていたから、ボクは窓を開けて大声で「何時だと思っているんだ」と叫んだことに端を発したからなのでしょう。
そのことを逆恨みした向かいに住む奴が、ボクに敵対心を持つようになり、子供にボクのことを「化け物」と言わせたりしたのでしょう。
そいつの父親も人格が問われる奴だったらしいから、遺伝したのに違いありません。
人の噂で人生を狂わされる人もいますから、できるだけ悪い噂は信用しないようにしてください。
噂する人の利害が、必ず含まれているのが噂なのですからね。
ほな、ね。