一歩遅れた参加企画!
人生最後の晩餐に何を食べたいか?をエピソードを添えて書く企画に参加しようと思ったが、期限が1月9日までだった。
今現在の時間は1月10日の午前4時48分だから、もう少し早く気づけば間に合ったのであるが…。
一応、ダメ元でも、書くことにします。
「おまえ」が人生最後の晩餐に食べたいものは静岡県にしかないというステーキハウスさわやかの「げんこつハンバーグ」です。
静岡県に来た芸能人は必ず注文すると言われている「さわやかのげんこつハンバーグ」は、静岡県出身の「長澤まさみ」さんが、その存在を芸能界に広めたという話ですが、静岡県民の間でも「美味しい」と評判で、いつ行っても「さわやか」の店の前には必ず行列が出来ているということなのです。
ただし、ボクが食べたい理由は「美味しい」からではなく、母の味を思い出すからなのです。
母の作るハンバーグは、「さわやかのげんこつハンバーグ」と、そっくりな形と味だったのです。
母は、以前から書いているように、いろんなものに興味を持ち、それらをものにしようと頑張った人でした。
書道だけは、残念ながらものにできませんでしたが、茶道・能のうたい・料理などはものにしました。
実家が蕎麦屋で次女として生まれたのですが、長男と長女が早く亡くなったために、母は蕎麦屋の手伝いをしながら、茶道を学ぶことにしたのです。
だから、料理教室に通っても覚えが早かったのではないかとボクは推測します。
その母が作るハンバーグは、肉汁がしたたるとても美味しいものでした。
30歳くらいになった頃、会社の同僚に「さわやか」に連れていってもらいましたが、同僚が勝ち誇ったように質問した「どうだ、さわやかのげんこつハンバーグは美味しいだろう!」の言葉は、ボクには効果がありませんでした。
「母親の作るハンバーグにそっくりの味と形だ!」
ボクの言葉を聞いて、同僚がどのように思ったかは不明ですけどね。
だから母の料理の中でも、最高傑作ともいえるハンバーグに似ている「さわやかのげんこつハンバーグ」が人生最後の晩餐に食べたいのです。
…以上です。
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ブルーライト浴びすぎてないですか?
ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。
そんなに書けないけど・・・また読んでください。