嘘つき呼ばわり‼️
ボクの過去記事にあるものばかりですまないとは思うのですけど。
それはボクがゲームセンターでアルバイトをしていた頃の話です。
今では知らない人の方が多いと思われるストリートファイターⅡですがⅡがあるということはⅠもあるわけで。
ストリートファイターⅠがゲームセンターに導入されたのが、ボクがゲームセンターでアルバイトをしていた頃と、重なるのでした。
筐体内部に「波動拳」「昇龍拳」「竜巻旋風脚」のコマンドが書かれた物が入っていたので、ゲーマーたちに教えてあげたのでした。
しかし「昇龍拳」が出ないから、「嘘を教えた」とゲーマーたちから嘘つき呼ばわりされてしまいました。
ボクも暇な時間にはストリートファイターⅠもプレイしていたけど「昇龍拳」を出していたわけでもないのに…です。
そして日が流れ、ある時にゲームセンターのある地域が停電になりました。
復旧後、ゲーマーたちの座っていたゲームにクレジットを入れてまわったのですが、単に座っていただけの奴に対してもクレジットを入れてあげたのです。
「俺もここでプレイしていた!」と言われたら、入れないわけにもいかなかったからですが「お前は嘘をついているだろう!」と言うわけにはいかなかったからでした。
ゲーマーとボクのどちらが嘘つきか、対照的な出来事でしたね。
それ以降も「ゲーメスト」というゲーム雑誌に「沙羅曼蛇」の3周目の1面のクリア方法で嘘を書いた浜松市のゲーマーのせいで「浜松の奴らは嘘つきだ!」という評判が流れ、その記事を書いた奴は誰にも相手にされなくなりました。
そんな風に嘘をつく奴が多いから、ボクも嘘つき呼ばわりされてしまったのかな。
仲がよかったゲーマーがドラゴンスピリットというゲームでハイスコアを叩き出したけど、浜松の奴らは嘘つきだということになっていて信用してもらえないから、その点数を出した画面を写真に撮って、ゲーメストを出版している東北地方まで、電車で行ったらしいのです。
ちなみにストリートファイターⅠではⅡとは違いレバーとボタンがパンチとキックの2つしかなく、エアーが入った2つのボタンを軽く叩けば弱攻撃、普通に叩けば中攻撃、強く叩けば強攻撃となっていましたよ。
ボクのことを平気で「嘘つき」呼ばわりした奴らは、その後詫びをいれることすら、しなかったのでした。
…終わり。