終ワル二次創作 ラビリンス2
登場人物
ロジーナ·カンナヴァーロ 主人公。魔法が使えない魔法使いの少女。チート能力を手にしたいと日々願う。
カフェ・コン・パンナ 大魔術師カフェ家の長女。親友ロジーナの良き理解者。
シェケラート·ヴァレンティーニ 魔女を蘇らせた若き女賢者。
ノルマーレ·テレジオ 美青年賢者。
ミシェル・ノストラダムス ホログラム技術で甦った予言者。ロジーナいわくわけわからんおじさん。
ロジーナは自分が宙に浮いている夢を見た。
身体がいつもより軽くなったような感じがする。
ようやく自分にも浮遊魔法が使えたのか。
何とも嬉しい!涙が出そうだ。
ノルマーレ·テレジオはロジーナと同い年で17歳だ。ノルマーレはロジーナと違って魔法が使える。
彼はホログラムで絶滅した動物を蘇らせたりできる。
そもそも魔術と科学が融合した22世紀ではホログラム技術は一般家庭にも普及している。
光の波長に合わせて情報をとらえるとこができるコンピュータ技術もある。
あのノストラダムスもホログラムなのか。
カフェ・コン・パンナは困ったように辺りを見回す。
色彩を失った風景がどこまでも続く。
カフェ・コン・パンナ「あいつの仕業ね!」
パンナは激怒する。
カフェ・コン・パンナ「色を失う魔法もあるのね」
ノルマーレ「そうさ。俺の曽祖父がドラゴン退治の時によく使ってたな」
ロジーナ「へー。そんな魔法もあるのね」
ノルマーレ「大昔の中国では宮廷で黒魔術師が実権を握ったこともあるらしい。日本の総裁選挙やアメリカの大統領選挙でも占い師が暗躍してるんだぜ」
パンナ「日本の自民党総裁選やアメリカの民主党や共和党が対立した大統領選挙にも魔術師が関連してるの?」
ノルマーレ「さあね。大昔の中国の皇帝は未来をみとおせる占い師を常にそばに置いてたそうだ」
ロジーナ「凄いなー」
ロジーナはやがて魔術師への一歩を踏み出すのか?
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