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終ワル 二次創作 迷宮2

この小説は昔書いたものを蘇らせてます。

独自設定、捏造、オリキャラ、クロスオーバーあり。

ギガントマキアー。

方向感覚が麻痺する。

エリーナ·イングルビーはヘルメスから天界の情報を人間界に渡しても構わない、と言われたが。

権力者や政治家の魂が保管されたキングテリトリーには近づかないことにした。

彗星は大昔、その正体が全く謎であり、「疫病などの厄災の前触れ」と恐れられてきた。エリーナの故郷でもそういった噂がある。

近代になり研究が進むと、彗星は厄災の前触れを表す恐ろしい光から、氷・ドライアイスなどに塵や小さな岩石が混じった塊と考えられるようになった。

酔っぱらいの中年の男が酒樽の上で寝ていた。

その中年の酔っぱらい男はオリュンポス十二神の一人である神々ディオニューソスだ。パンチパーマに服装は古代ギリシャ風、足元は裸足である。

アノスヴォルディゴートはギガントマキアーについて話し合うオリュンポスの神々と再会した。冥界の王ハデス、隣には紫色のボブカットが特徴で古代ギリシャ風の服装をした美しい豊饒の女神デメテルがいた。

ディオニュソス「ギガントマキアーについてヘルメスから聞かされたが‥‥どうだ?」

ハデス「ギガンテスどもが暴れておる。わしもヘルメスやアノスから聞いたが」

デメテル「全てはゼウス様の祖母ガイア様のせいですわ」

アノス・ヴォルディゴード「全てはガイアの仕業か?」

ミーシャネクロン「‥‥アノス、神様達が戦う?」

アノス「ふむ。巨人共の襲撃か。俺も初めてだ、ミーシャ」

デメテル「クソジジイ、黙ってないでなんとか言ったらどうですの?」

ハデス「まだわしを恨んでるのか‥‥」

デュオニソス「おいおい、喧嘩は向こうでやれよ」

やれやれ、とヘルメスがため息をつく。

エリーナはパソコンのバージョンアップをした。

システムやプログラム上に脆弱性があるとサイバー攻撃を受ける可能性が高くなる。天界ではマルウェア対策もばっちりなはずだ。

天界における情報システム部は人間界並みに仕事が早く、天才的らしいが。

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