とある魔術の禁書目録 創約9巻を読んだ

*この記事に内容に関する直接的なバレはございません

私にとってインデックスのバトルとは、「スゴみ」のぶつかり合いなんだな、と中盤まで読み進めて感じた。かまちーが戦闘シーンに置いて頻繁に用いるレトリック的逆転は、その裏に私には理解できない造詣があるのか、はたまたただのペテンであるのか。果たして。こういう問題にいちいち決着をつけずにいるから、私は突き抜けた人間になれずにいるのだろう。
現在のKADOKAWAデータ流出だって、そのデータに触れれば新しい扉が開くかもしれないのに、倫理ではなくダークウェブにビビって手を出していない。

閑話休題。
俺たちはインデックスを雰囲気で読んでいる。今回の決着は一応納得感があるのはそうだが、疑問の余地もある。しかし、私の知識量が圧倒的に足りないため突っ込んでいいものがわからない。まるで、講義を中途半端に聞いてしまった時みたいでなんだか罰が悪いや。
周回遅れの私はインデックスにおける戦闘能力を『凄み』で片付けることにした。


凄みとは、雰囲気が生み出すパワーである。
私はそう解釈している。

理解できない部分はスゴみがあるッで片付くし、この世界ではスゴみを失ったやつから負けていく。つまり私は、インデックス世界の戦闘の法則性に関して思考を放棄したわけだが。

重要なのは、上条さんがカッコいいということなのだ。
『助けたいから助ける』というスタンスを貫き通す上条さんが。


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