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【機材紹介】エフェクターボード(2025年)
先日、YouTubeにエフェクターボード紹介動画をUPしました。
興味ある方はご覧いただけますと嬉しいです。
上記動画の補足的な意味合いも込めて、下記に概要をまとめましたので、ご参照いただけますと幸いです。
使用環境
使用ギター:Fender Japan Jaguar(改)
使用アンプ:BIAS AMP2 MOBILEアプリのJCモデリング
エフェクターボードの概要
ギター本体からループまでの接続機材
TC Electronic Polytune3 (チューナー)
複数弦の同時チューニングが可能なチューナー。
トゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替え可能で、音の劣化を防ぐためバッファードバイパスモードで使用。
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AMT WH-1 (ワウペダル)
当方左利きのため、操作性を考慮して左側に配置。
コンパクトな設計で省スペース化を実現。トゥルーバイパス仕様。
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Morningstar ML5 (プログラマブルスイッチャー)
最大5つのループを作成可能。今回は4つ(A~D)を使用。
フットスイッチがなく、MIDI対応の外部コントローラーから制御することが前提の機種。そのためボード内の配置自由度が高い。
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ML5:各ループの詳細
Aループ: 320design Strung Fuzz(ファズ)
「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」とコラボしたファズペダル。ボリュームのみ調整可能。
ギター本体のボリューム、トーンを絞る等の調整で音質を変化させる。
検証の結果、ワウペダルと組み合わせることで、ギター本体のボリュームMAX状態でもキレのある音を出すことが可能になった。
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Bループ: Ibanez TS MINI(オーバードライブ)
小型オーバードライブペダル。
単体で使用することはなく、他の歪みペダル(C)をプッシュする用途で使用。名機Tube Screamerと同様安定の音色。
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Cループ: idea sound product IDEA-RTX(ディストーション)
歪み系ディストーションペダル。3つのゲインモード(LOW/MID/HIGH)があり、MID GAINでクランチ気味の音色を作成。バッキング時に常時オンでプリアンプ的な使い方をしている。
Bと組み合わせてリード用音色を強化。
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Dループ: ZOOM MS-50G(マルチエフェクター)
マルチエフェクター。空間系のエフェクト使用を想定していたが、今回はクリーン音色用に設定。
※空間系は後述のZOIAに一任。
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Eループ:空き
電源、スペース等を考慮し、通常使用では空き状態としている。他機種の検証や一時的なエフェクター追加を想定。
マルチエフェクター「empress effects ZOIA」
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ボード全体の中核となる機材。
Morningstar ML5との連携により、MIDI信号を使って各エフェクトのオン/オフやプログラムチェンジ(PC)を制御。現状下記PCを設定。
- MIDI PC 1:C
- MIDI PC 2:B、C
- MIDI PC 3:A
- MIDI PC 4:D各プリセット毎にアウトプットゲイン調整や空間系エフェクトの追加などを行い、音色に広がりを持たせる。
電源供給と配線
CAJ DC/DC Station II を使用し、モバイルバッテリー(CIO製)から電源供給。
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配線整理としてジャンクションボックス(One Control製)を活用し、アンプへの接続を効率化。
運用上の工夫
スイッチャーによる自動制御で演奏中の余計な操作を軽減。
ZOIA搭載のディレイや、リングモジュレーターといった特殊効果を狙ったエフェクトも取り入れ、リードプレイ時に独特な音色を実現。
小型ボードながら効率的かつ多機能な構成となっている。
今後の展望
可搬性を考慮して今回のサイズにまとめましたが、実はこのサイズより大きめのボードを既に購入しており、ゆくゆくはそちらに移行していければと考えております。(可搬性の問題を解決することが先ですが。。。)
そういった事情もあり、配線面ではジャストサイズではなく多少余らせて束ねている、といった状態となっております。(ソルダーレスでもパッチケーブル代はバカにならないので。。。)
また、MIDI搭載のエフェクターを導入する際には、ZOIA、もしくは別の外部コントローラーを使った操作も考えており、これが実現すればループスイッチャーはMIDI非搭載のものに限定し、MIDI搭載のものはループ外の通常接続、といった棲み分けのボードが構築できるのでは、と考えております。
本記事をご覧いただきありがとうございました。
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