波長が合う人
引越しまであと10日。
本当に私達家族は行くのだなぁ。
埼玉だって場所によっては自然豊かな地域はある。高知まで行かなくたって、自然豊かな暮らしはできる。それは知っている。
「なんで、高知なの?」の質問に、実は自分もはっきりとした答えを持っていない。
海と山と大きな川と…とにかくなんとなくだ。そんな質問を毎日浴び続けたここ最近。
自分の名前を答えるより沢山答えてきた気すらする。そんなはずはないけれど…
一言で言えば「うんざり」していた。
と思ったら…
つい先日、ある人から同じ質問を受け、
なぜか全く「うんざり」しなかったのだ。
彼女には伝えなかったが、私は秘かに驚いていた。
どうして少しもモヤッとしないのだろう。
これはちょっと興味深いぞ、と。
強いて言えば、その人(以下Nさん)の前で私は限りなく自然体だ。
しかしNさんとの付き合いはとても少なく、
彼女の瞑想サークル?に何度か参加したのと、河原で数回立ち話した程度だ。
高知の話をしながら、自分でも楽に話していることに気づく。
ただのピンポイントの興味本位ではなく、自分の人生観にうまく取り込みながら、私の話を咀嚼している…そんな印象だった。
単純に波長が合うのかもしれないが…ちょっと不思議な体験。
そんな人、他にも周りにいるだろうか。
理由は言語化できないが
私の中の深いところが答えを知っている…そんな体験だった。
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