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映画 JOKERを見て思ったこと ネタバレあり
ホホをひっぱ叩かれた。
『 ダークナイト 』を見たあと、ホホをひっぱ叩かれた。
屋上に観覧車があるけったいなビル付近、わちゃわちゃした映画館をでたところで、ホホをひっぱ叩かれた。
「あまり可愛くなく、キーキーうるさいヒロイン逝ったとこ最高だった!!」と言ったら、パチコーンと彼女にひっぱ叩かれた。
そうか、異性に異性の悪口を言うのはダメなのか。彼女でも女友達、親、姉妹に異性の悪口を言わないようにしなければと心にかたく誓った。
『 スパイダーマン 』と『 トランスポーター3 』で、おなじ失敗を繰りかえす。
沈黙は金。男はしゃべればしゃべるほど、言葉がかるくなり、地雷を踏みぬきやすくなる。
多言は敗多し。
ジョーカーは多言。画面にでてくると、しゃべくりたくっているか、眼と口、態度でおちょくっているかだ。つまり、ジョーカーは、いつも敗北している。
映画『 JOKER 』のセリフは少ない。後半までは。粛々、鬱蒼、白黒映画の画面ぐらい静寂。
『 JOKER 』を見たことで、ジョーカーのモデルがピエロだということも分かった。ピエロだろうなとは思っていた。
ピエロと聞いて、思いうかべるのは、ジョン・ゲイシーだろう。排水口から「こんにちわ」するピエロ映画のモデルになった人物だ。ジョン・ゲイシーのことを詳しくココで書くとBANされる恐れがあるので、気になった人は調べておくんなまし。
ジョン・ゲイシーで思い出したことがある。殺人者の身内が、被害者の遺族に会うというドキュメンタリーを見た。つまり、ジョン・ゲイシーの妹さんが、ジョン・ゲイシーが殺した被害者の身内に会うというのだ。
いやいや、ブッ殺されるんちゃうのと思った。だがしかし、ぐちゃぐちゃ涙を流し、お互い抱擁し、被疑者の遺族は許しを与えたのである。許しの精神、キリスト教の影響か?こいつはスゲーもんだなと思った。国々の価値感はいろいろなんだナと思いしらされた。映画賞で有名になったウィル・スミスのビンタ事件も、お国がちがえば反応もちがうもんな。
多言しすぎて横道にそれすぎた。さて、ジョーカーをはじめて知ったのはアニメ。バットマンのアニメに登場していたのが最初だろう。黒いコウモリマスク、ぴちっとした灰色系の濃紺あるタイツ、マントをひるがえした昔風のバットマンアニメでジョーカーを知った。
「狭い街でドンパチして、なにをしたいんだコイツら」と思い、バットマンとジョカーには、まったく興味がなかった。それからジョーカーを『 ダークナイト 』まで見ることはなかった。
興味のなかったバットマンだけどれども、バットマンの映画はほとんど見ている。
『 バットマン フォーエヴァー 』
この映画で覚えていることは、ジム・キャリーのキモさ。いい意味でね。スクリーンにでてくるだけで、変な薬をキメているかのようなギラギラした眼。奇妙、キテレツ、うにょうにょとうごく唇。演技ひとつひとつが一々キモい。ジム・キャリーのキモい演技に視線は釘付けに。
ジム・キャリーに首ったけにさせられた映画だった。ジム・キャリーは『 ライアーライアー 』や『 トゥルーマン・ショー 』もよい。しかしだ、ジム・キャリーが瞬くほど煌めきキモいのは『 ケーブルガイ 』や『 ふたりの男とひとりの女 』だろう。
バットマンの感想?おぼえてないよ。
つぎに見たバットマンは記憶に残っている、ジョージ・クルーニーが主演した『 バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲 』
ジョージ・クルーニーにタキシードは間違いなく似合うが、バットマンの姿は似合うのか心配だったが杞憂だった。マスクをかぶると、すこしたれ目のお目目もキリッとし、ダークでメタリック、レザー、スタイリッシュなスーツ。秘密基地やバットモービルなどもメチャクチャ恰好よかった。これは最高のバットマンだ、と思っていた。
しかし、ある1点が気になりすぎて、なりすぎまして、ストーリーをまったく覚えておらず、敵キャラがシュワちゃんだったということをかろうじて覚えているというありさま。
その1点とは、バットマンスーツにある乳首。
「ナンデヤネン」おかしいやろ、スーツに乳首とか。アフロダイAみたいに、ミサイルになって飛びでるのか思っていたが、そんなギミックはなかった。
バットマンスーツを着たジョージ・クルーニーが登場するたびに、乳首に視線は釘付け。アクションシーンであろうが、シリアスなシーンであろうが、恰好いいセリフを言えば言うほど、乳首が気になり、笑いをこらえるのが大変だった。いちばん記憶にのこったのは、バットマンの乳首。
しばらくしてから、『 キャットウーマン 』が上映されると聴いた。これは、もしかしたら、スーツに乳首があるのでは、とノコノコ映画を見にいった。
乳首はなかった。
しかし、ぴちっとしたレザーを着た女優さんの凄艶な唇、蠱惑的で挑発的な猫の手の仕草、魅了されそうな深い眼。レザーに包まれた胸や足、腰に視線は釘付けに。キャットウーマンが、アクションシーンでピンチになるたびに、リビドーを刺激されたもんやデ。この映画を見たおかげで、レザースーツフェチになったといっても過言ではない。
ジム・キャリーのキモさ、バットマンの乳首、キャットウーマンの胸・足・腰なみに『 JOKER 』には視線を釘付けにさせられた、主役のホアキン・フェニックスの肩と肋骨にである。
え?肩と肋骨どうなってるの?
金剛力士像のような肩。
プテラノドンの翼のような肋骨。
肩と肋骨に釘付けにされた『 JOKER 』
指定した映画をみんなで観て感想をブログで書こうや企画をしてみたいと思います。
— たくろう (@nuluto_blog) March 16, 2022
今回のタイトルは「ジョーカー」
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