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沖縄県恩納村旅行記【 番外編 】沖縄で体験した細々としたこと
シーサー
沖縄といえばシーサー。
シーサーといえば沖縄。
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野生のシーサーが飛びだしてくる。沖縄旅行中は注意が必要である。
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いろいろなタイプのシーサーをあきるほどに撮影することができる。
それも沖縄の魅力のひとつだとおもう。
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精悍なタイプ。さっこんの闇バイトを駆逐してくれそうな猛々しさ。
闇バイト対策にシーサー。
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青銅器タイプのシーサー。
100年後地中から発掘されたときに未来人たちが、「これ、なんさー」といいそう。
シーサーの口は、あ、うん、阿吽のように口がひらかれている。
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金運があがりそうなシーサー。
文豪のように、虚空をみつめるマナコ。
沖縄で食べた物
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BLUE SEAL
オリオンビールには負けるが、BLUE SEALのTシャツを着たひとたちもよくみた。
こってりしておらず、どちらかというシャーベットのように感じられるが、しっかりとトロりとしている。
口にのせるとふわりと消える。
そして、しっかりとマンゴーや黒糖、ピスタチオの風味を味蕾で堪能できる。
その風味もくどくなく、あくまでさりげなく、こびず、はんなり。
食べていて爽やかで飽きがこない。
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キャンディーも売られている。
紫芋など、人気の味はないようだ。
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紫芋とピスタチオのアイスをチョコレートでコーティングしたもの。
これが滅法界よかった。
ぱりっとした甘さひかえめなチョコのしたから、紫芋の淡い甘味がしみだす。
そして、ピスタチオは生クリームのように味わいが濃いんダとはじめて知った。
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沖縄限定と書かれているが、内地でも見かけたことはある。
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内地のやつには、紅生姜がはいっていなかったようにもおもう。
そのあたりが、沖縄限定なのかもしれない。
酔った夜、ホテルの部屋のくらがりですする沖縄そばのうまいことといったら。
酔った胃に、かつお出汁が、しみじみとやさしくて泣けてくる。
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ホテルで売っていた沖縄のおつまみ。
わるくはない。けれども、よくもない。
タコス味とかかれているんだけども、あまりスパイシーではない。
万人が食べやすいおつまみではある。
沖縄で飲んだもの
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琉球ハブボール
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シークワーサーの酸味つよめ。
そして、炭酸もつよめ。
さらりと飲めるとおもいきや、なんだか、ヤニこい匂いがある。
松ヤニとまではいわないけれども、薬用酒に肝をくわえたような苦い風味が少しただよっている。
すこし、ちくりとした苦味があり、蒼い酸味がそれを洗いながしてくれる。
ハブらしい匂いはかんじられる。
みなが飲みやすいように、ハブの匂いはおさめ。
酒のみとしては、鼻つらに、ワンツーを喰らわしてくれるぐらいのハブの風味を期待した。
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ハブとスッポンをいっしょに飲み食べたが、体調にこれといった瑞兆はなし。
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残波ハイボール
泡盛は、いろいろと種類がある。
飲みやすく、それでいて泡盛らしいのは残波だとおもっている。
しっかりと、ほんのりと熟した酸味あり。
泡盛らしい華やかな香りが、泡がはじけるたびに漂う。
20年前の沖縄のキャバクラでは、ウイスキーでなく残波がだされた。
びっくりするぐらいにキャバクラのお値段がやすかった記憶もある。
毎日でも通いたいと、おれはおもった。話を沖縄にもどす。
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雪塩シークワゥーサー。
常夏のビーチで飲みたい爽やかな一杯。
シャープな塩の口あたりが、舌と口をびっとひきしめてくれる、カクテルグラスのふちに塩をつけるように。
塩のおかげで、よぶんな甘味が削られ、しっかりとしたシークワゥーサーの酸味をかんじられる。
塩のおかげか、シークワゥーサーの酸味も角がとれまろくなり、つーんっとした刺激はひかえめ。
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パッションフルーツの種のあたりにある、黄色くぬるぬるしたものを透明にしてお酒のなかに落としこんでいる。
これは、飲むパッションフルーツである。
スポーツドリンクのように飲みやすい。
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SANGO BEER KOLSCH
泡のきめは、適当についだというのに細かい。
飲んだ印象は、白ワインとビールの中間。
さっぱりとした酸味はあるものの、なんか普通のビールだなとかんじられた。
飲んでいると、塩をかんじた。
海水浴あとの肌をなめたような塩っけをかんじる。
そして、じわりじわりと発酵しているお酢のような酸味と、赤い花が咲いたような華やかな甘味をかんじとれた。
いいんじゃない、このビール。
700円とすこしお高いですが、クラフトビールとしてのレベルは高いと思いました。
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虫注意
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朝、バルコニーにでると、兵どもが夢のあと。
おそらく、カラスのしわざとおもわれる。
カラスと、政治家は、どこにもでいるんだなと思った。
沖縄のカラスは、あまり鳴かず。
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カラスのほかにも鳥はいた。けれども、おれのカメラでは綺麗に撮影できず。
南国らしく赤や黄色が満艦飾といいたい鳥や、ハチよりすこし大きい鳥もいた。
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沖縄の鳥といえばヤンバルクイナ。
工事中の柵が、ヤンバルクイナ仕様。
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那覇空港と、その近辺は、いま再開発がおこなわれている。
不便とはかんじないまでも、やはりさわがしい。
工事がおわってから、ひろびろとした空港と道をたのしんだほうがよいかもしれない。