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先週の雨で湿った土が日差しに温められ沸き立つ匂い そこに沈丁花やヒサカキの匂いが混ざり合…
久しぶりの午前様 楽しいひと時だった 7時半過ぎに起きた 二日酔いは大丈夫 晴れていて欲…
なんだかね 辛いね 堪えるね 会ったこともないのに 友達がいなくなったみたいな あの時も…
若々しい新芽が芽吹く春 ベランダの植物達 待ち焦がれていたかのように芽を吹き出す 車窓か…
植物たちが春の暖かさで動き出した 芽吹きの季節だ それを見届けるちっぽけな幸せ ぼくたち…
楽しいことも うれしいことも イラつくことも 悲しいことも いつもより少しだけうれしい金…
ぼくは深い森の中を歩いていた 陽の光を頼りに森を進む 見渡せど光は一向に現れない 疲れ果てていた 大きな木の幹に腰掛ける やがてぼくは深い眠りに落ちた 雨音で目を覚ます 大きな雨音 時計を見ると朝の3時だった 愛する人の寝息は聞こえなかった 月の光が照らす素敵な香りがする髪も隣にない 光を求めて進んでいた森は夢だったのか 悲しい気持ちになる 朝はもう数時間で訪れると言うのに そんな水曜の朝5時に少女が家出をしてしまった 裏口の鍵を開け 静かにド
目覚ましをかけなくてもよいことにささやかな幸せを感じながらめざましが鳴る前に起きてしまう…
みみがつめたい うでをくんで すこしせなかをまるめて あしをかくかく しんこきゅうすると…
5時50分に起きる 目覚めはいい 朝のルーティンを済まし7時に家を出る ふたつ曲がると白い帽…
寒い 風が強い 耳が冷たい 手足が冷たい 昨日は24節気の大寒 春がすぐそこまで近づいてい…
左手甲にたっぷりつける 右手甲に少しつける 右手の人差し指で左手甲のクリームを少し取る …
木陰を通りぬける心地よい風 何も話さず ただ時が過ぎる たまに目と目が合って もう君と見…
昨日出逢った彼女に心奪われた 虜になった とてもやさしく 時に激しく触れる彼女の指先 やわらかい 静寂の中から聴こえてくる 呼吸の音のように やがて音の粒が絡み合い泉となる 悲壮な気持ちの中に湧き出るやさしい光 希望が入り交じる だから心奪われた 前に進めないなんてこと 誰にもわかりはしない わかって欲しいとも思わない そんな風に振る舞っていないから いま存在し得ることに希望を 風になる前に風を感じて そして風に吹かれて *********
