理念と経営 社内勉強会
12月26日に今年最後の「理念と経営」勉強会を開催しました。毎月一回、社外のお客さんも参加して90分間やっております。
今回は「感謝」をテーマに広げていきました。
毎回「月刊 理念と経営」の記事の中から、設問を二つ程度抜粋し各々が考えてきます。
パートさんも参加しておこないます。
今回の勉強会で、パートのMさんの発言にみんなから「おーー!」という声が上がりました。
それは・・
今日の仕事中のお話し。エコバッグの作成メンバーに、お世辞にも仕事が早いとは言えない利用者さんがいました。Aさんとしましょうか。その方はいつも簡単な仕事ばかりをやっていました。でも本人はみんなみたいにミシンもやってみたいという願望がありました。
どうしても限られた人数で業務をしており、ここのところ忙しく、個々のやりたいことをやってもらえる状況ではありませんでした。
年末も近くなり、そんなに業務も忙しくなくなってきたので、彼がやりたかったミシンの指導ができる職員さんが終日指導にあたりました。それがMさんです。
Aさんに丁寧に教えるMさん。ゆっくりではありますが、Aさんもミシンが使えるようになっていきました。3〜4日もするとかなり上達。Aさんの真剣な表情に私はとても嬉しくなりました。
そのAさんを指導したMさんが、理念と経営の勉強会の時にこう言われました。
「私はAさんをみて、いやAさんだけでなく、一生懸命作業に取り組むみんなを見て、彼らに感謝だと思いました。私は一生懸命何かに取り組む人をみると、ありがとうと言いたくなるのです」
中々、言えることではありません。
私はMさんから改めて感謝とは色々な場面で感じるんだなと学ばせていただきました。