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素数の楽しみ方
今回のテーマは素数。
難しそうと思う方もいるかもしれませんが、簡単なかけ算わり算を知っていれば楽しむことができるテーマです。
この記事では、エラトステネスのふるい という簡単なやり方で素数を見つけたり、素因数分解 や 素数ゼミ のお話など、我が家で実際にやった素数の楽しみ方をご紹介します。
紙とペンさえあれば始められるので、ぜひ親子で数の世界を楽しんでもらえたらと思います。
※今回のテーマでは「はじめまして数学」と言う本を参考にしています。
素数とはなにか
素数とは、1 と自分自身以外では割り切れない数のことです。たとえば 3 は 2 や 4 では割れません。1 と 3 だけで割ることができるので素数です。
素数を探して楽しむ
エラトステネスのふるい
昔のギリシアの学者「エラトステネス」が考えた方法で、紙に書いた数を順番に消していくと素数がわかります。
今回は1から100まで書かれた表を用意してやってみました。
1から100までの数字が書かれた表を用意。(ちびむすワークシートを使うと便利です。)
1は素数ではないので消す。
次の数の2は素数なので残し、そのあとの2の倍数(4、6、8、10、、、)は消す。
3は素数なので残し、3の倍数(6、9、12、、)を消す。
次の5も同様に、5を残して、5の倍数(5、10、15、、)を消す。
次の7から先も同じように繰り返し、最終的に残ったものが素数となる。
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メルセンヌ素数
素数を探す別の方法として、以下の式を使ってみました。nに素数を入れて計算すると素数が見つかる(かもしれない)式です。この式で導き出せる素数をメルセンヌ素数といいます。
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例えば、nに素数である3をいれると、2を3回かけて1引けばいいので、
2×2×2-1=7
7は素数なので、メルセンヌ素数になります。
娘は大きな素数を探してみるとのことで、nに11を入れてみたのですが、、、
たまたま、この数は素数ではないことが判明し、残念な結果に終わってしまいました。
素数を探すための式は他にも色々とあるので、興味があれば「素数生成式」で調べてみてください。”世界を変えた数学史図鑑”にもいろいろ載ってます。
数を素数で分けて楽しむ
ここから先は
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