金髪のジェニー
ふと聴いた瞬間から気に入り、
好きな曲がまた増えました。
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日本訳題『金髪のジェニー』で、
原題はJeanie with the Light Brown Hair。本当は金髪ではなく『薄茶色の髪のジニー』。
アメリカ人の作曲家:スティーブン・フォスターさんの作品です。
この曲のジェニーは、フォスターさんの妻のジェーン・デニー・マクダウェルさんではないかと言われています。
この作品が生まれた頃には、奥様とは別居状態だったようです。
金髪のジェニーは、別れた恋人の事を書いた曲らしいのですが、別居状態の奥様の事と重ね合わせていたと考えられています。
当時はあまりこの曲は注目されなかったものの、アメリカ放送局の著作権契約を巡って紛争状態になった時に
ラジオでこの曲を幾度となく流した事によって、全米で広く知られるようになり、苦しくもフォスターさんが亡くなった後に再評価されたそうです。
日本でもアニメが放送されてたみたいです。
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辻井伸行さんが、ピアニストにとって夢の殿堂である、ニューヨークのカーネギーホールでのソロコンサートを行った時に
本演目以外にも、この金髪ジェニーをアレンジした『ジェニーのオマージュ』として披露したそうなのですが、
聴衆からは温かい笑みがこぼれたそうです。
米国人にとって親しまれた曲だからこそ、そして辻井さんのアレンジで優しさがプラスされて、皆の心をきっと掴んだのだと思います。
私も初めて聴いた時、まるで日本の民謡か童謡を思わせる様なメロディーで、どこか懐かしさをおぼえました。
本当は別れた恋人の事を思う作品なのに、悲しげな曲ではなく、今までの思い出を懐かしむ方がわたしは強く感じました。(勝手な想像ですが。。。)
この日、辻井さん自作の『それでも、生きてゆく』も披露されたのですが、
ピアノを弾きながら辻井さんは泣いていました。
演奏しながら泣いていたのは、この時だけだったようなのですが、私もYouTubeで観たときに
なんてピュアな涙なんだろうと感動して、画面の前で一緒に泣いてしまいました。
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こころが少し疲れた時、和みたいなと思った時、辻井さんの弾く『ジェニーのオマージュ』で検索してぜひ聴いてみてください。
きっと日本人にもとても馴染みやすいメロディーに、こころがほっこりするはずです。
このカーネギーホールでの「それでも生きていく」の演奏も本当に胸を打つものがありますから、是非見てください。
わたしは純粋に涙する辻井さんも好きですが、やはり素敵な笑顔でいる辻井さんの方がもっと大好きです。
周りに流されること無い純粋な感情。汚れのない素直な感情。。。本当に人間味のある素敵な方です。
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昨日はこの曲について調べるのに時間を使いましたが、とても有意義でした。
他の方からすれば、興味がなければ無駄な時間に思われがちですが、他の人がどうかなんて関係無い!
自分が知りたいと思う事、一生懸命になれる事はとても大切です。
大人になってくるとどうしても型にはまりやすくなるのも現実で。。。、
『こうするのは当たり前』ともし言ってる癖がついてる人は、一生懸命になれるものを見失っているかもしれません。
今一度、自分の好きを再認識してそれに一生懸命のめり込む純粋な気持ちを。。。
どんな小さな事でも構わない、是非思い出してみてください。