パリ日記⑦行きたかったレストランに日本で行けた!
パリでは体調崩して予定がいろいろ変更に( ;∀;)
とっても行きたかったレストランもキャンセルさせてもらいました。
そのレストランのシェフが、まさかの日本で1日レストランを開催!
パリで活躍 日本人シェフのレストラン「narro」
自炊メインの旅だけど、1回くらいはレストランでも食事したいなあと予約したのがこちらのレストラン。
パリ5区にある「narro」。
こってり伝統のフランス料理という感じではなく、だしなど、日本の素材も少し織り交ぜた新しい印象のフランス料理。
見た目もとってもきれい。
インスタでお料理を見てうっとりしてました。
ネットで予約し、とっても楽しみにしていたのですが。
体調崩してしまい、泣く泣くキャンセルの電話をしました。
まさかの日本で1日レストラン
パリ旅行での心残りの筆頭は、「narro」に行けなかったことでした。
一生食べることはないんだろうなあ・・・
などと思っていたのですが、narroのインスタを見ていたら、ななななんと。
narroの竹田シェフが一時帰国中で、長野市で1日だけレストランを開くと。
ええーーーー
このタイミングで?!
長野。遠いけど、行けなくはない。
パリで行けなかったという思いが背中を後押しし、ランチを予約をしました。
扉を開けるとレストランが
予約よりもだいぶ早く到着して、善光寺までの参道を少し散策。
お腹もすいていい感じ。
ただ、指定のビルに行っても看板やポスターなど何もなく。
あの告知はもしや、幻だったのでは・・・と不安になってたところに、着物姿の女性が。
彼女が、ビルの1階の営業してるかどうか不明なお店のドアを開けると、中は活気のあるレストランの様相。
ここだ!
私も便乗して続いて入ります。
名前を告げると、やっぱりここでした。よかった・・・
ひとりで予約したので、カウンター席に案内されます。
パリの味
メニューはこちら。
多分、長野で探した食材を集めたメニュー。
味噌やわさび、ゆずなど、日本の風味が効いた味付けなのかなと想像。
ワクワクです。
前菜
なすの和エスニックな雰囲気の前菜。
味噌がのっているけど、レモングラス風味の透明なソースで、とってもさわやか!
みょうがや、上にのっているプチプチした食感(えごま?)のスパイスで、新鮮な味わいです。
もう一人のシェフが料理の説明をしてくれますが、フランスで活躍されている方のようで、「シトロネラ・・・なんだろう?」と食材名がフランス語で出てくる感じ。
カウンター席の醍醐味で、作っているところもよく見えるし、シェフの説明も嬉しい。
メイン
とりときのこの一皿。
とりのフォレスティエールというメニュー。フォレスティエールは、フランス語で「森の」という意味だそうです。その名の通り、秋の森の味覚満載!
鶏肉は分厚く、でもとっても柔らかく仕上げてあって、ボリュームあるけど食べやすい。
付け合わせのきのこが濃厚な味わいで歯ごたえもよく、おいしい・・!
サツマイモに見えるのはリンゴ。とりと合わせて食べると、よく合う。
赤ワインのソースも濃厚で、淡いとりの味にぴったりでした。
デザート
至福のデザートです。
これは絶品でした。
シャインマスカットとマスカルポーネ。
ゼリーはバーベナというハーブの風味。
食べ終わるのがもったいないようなおいしさでした。
素材を生かして、というと何もしていないようなニュアンスになってしまいますが、シャインマスカットのおいしさを最高に引き出すようにシロップで軽く煮てあるのかな?
それと、クリーミーなマスカルポーネとが合わさって、本当においしかったです。
一期一会の出会い
お店の扉を開けてくれた着物姿の女性とは、カウンターでもお隣。
なんとなくお話しながら食事をして、お店の人にもすっかり2人連れのように思われたようで。
おいしいもの好きで、ひとりでも行っちゃうところがお互い似ている!
食事の後は、善光寺まで一緒に歩いてお参りしました。
おしゃべりしすぎて、善光寺の写真が少ないけど、落ち着いた重厚な雰囲気の、すばらしいお寺でした。
パリに行ったこと
体調崩してnarroに行けなかったこと
日本で1日レストランが開催されたこと
1日レストランに行ったこと
カウンター席でお隣に座ったこと
いろんな偶然がつながって、着物の女性と知り合いになったのだなあと思うと、不思議な気持ち。
行かせてくれた家族と、ご縁と、こんな1日を過ごせた幸運とに感謝です。