「石破首相、衆院選で多数の非公認議員が発生へ　説明責任果たさぬ議員への厳格対応を強調」

石破首相、衆院選で多数の非公認議員が発生へ

政治資金問題を背景に、説明責任果たさぬ議員への厳格対応を強調

石破茂首相は6日、政治資金問題を背景にした次期衆院選の公認問題に関して、「相当程度の非公認が生じる」と述べ、党内で不正資金問題に関与している議員に対して厳しい対応を取る姿勢を明確にしました。首相は党本部で記者団に対し、国民の信頼回復を最優先にし、最終的な公認判断を行うと強調しました。

公認外しの対象となる議員

石破首相の発言に基づくと、以下の条件を満たす議員が公認されない可能性が高いとされています。

1. 重い処分を受けた議員

すでに自民党内で「党員資格停止」などの重い処分を受けている議員は、公認外しの対象となります。具体的には、西村康稔元経産相、下村博文元文科相、高城毅元国対委員長が該当します。

2. 説明責任を果たしていない議員

政治倫理審査会で十分な説明責任を果たしていない議員も、非公認の対象となります。例えば、萩生田光一元政調会長や旧二階派の平沢勝栄元復興相がリストに挙げられています。

3. 地元での理解が得られていない議員

説明責任が不十分であり、地元の有権者からの支持や理解が進んでいない議員についても、同様に公認を外される可能性があります。