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講師業25年。多い年は年間250日出張してお客様向けに研修・セミナー・講演をしていまし…

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講師業25年。多い年は年間250日出張してお客様向けに研修・セミナー・講演をしていました。2024年超ハードな出張巡業を卒業。 コンサルティング業界への転身を皮切りに、今まで身に付けてきた、伝え方が劇的に変わるコツを伝授するワークショップを秘密裏に開くことにしました。

最近の記事

つらつらと⑦

紅色のコスモスがゆれていた 自転車の小さなかごの中で 美しい はっ として 暫しみとれた 夜の銀座 そぞろ歩きすれば クリスマスの設えが目につく ニュースでは、桜が綻んだと 霜月というのに 不思議な感覚 季節が混在している 季節が紡ぎ出す 美しい色たち 秋のあたたかな 木の実の深い茶色 銀杏木黄金色  紅葉の赤 冬の透き通った 雪の白 新緑樹の深緑 椿の紅 己の心の豊かさ 感性は 大自然から貰ったもの いつまでも  無くしたくない しなやかな心  たおやかな

    • つらつらと⑧

      月曜日から千葉県の研修所に入り 資格を取るために一週間缶詰研修 母のことは姪と妹にサポートをお願いし 久々一人の時間 と言っても試験もあるし 結構ハードスケジュール そんな中 昔コーチングスクールでご一緒させて頂いた友からお誘いメッセージを頂いた 久々にお目にかかる友と近況報告と情報交換 コロナの頃にご紹介した私のメンターのみなさまから、積極的に沢山気付きを貰っているという友 素敵だなぁと心から応援 豊かな時はあっという間 友へのYell あなたより少しだけ長く生きてき

      • つらつらと⑥

        過ごしやすい時候となり 昨日は会社帰りに秋を目で味わいたくなって 花屋を訪れた 母の大好きな吾木香は無かったが リンドウ二種とカンガルーフラワー 黄色い小菊を買い求め 玄関に活けた 今のわが家は  西瓜 二十世紀 マンゴー 蜜柑 林檎 そして様々な葡萄 ・・・ 夏の名残の果物と 実りの秋の果物がひしめきあっている 母は果物があればご機嫌である 四季を楽しめる日本に うまれてよかったと改めて思う 母と再び暮らしだしてから 料理を楽しむ時間がまた増えている 今日は在宅勤

        • つらつらと⑤

          お~月さんいくつ 十三七つ まだ 年(とし)ゃあ 若~いな いつも としを 取らないで・・・ 今日は十五夜 中秋の名月 子供の頃  三方にお団子 きぬかつぎ 枝豆 ススキに萩 吾木香 をお供えし 毎年ベランダでお月見をしていた 今日は・・・ 残念ながら オフィスを出るのが遅くなり お月見団子を買い損ねたが 里芋の煮っころがしと ひじき煮 おぼろ豆腐に新茗荷 僅かばかりのいくら 母の好物であるなごりの西瓜で 少々遅い夕餉をとった 季節の行事を大切にして 私たち子供に教

        つらつらと⑦

          つらつらと④

          古川4日目 予定の無い朝は、極上の幸せ時間 なのに・・・ いつものAM6:15に目が覚めてしまう 静寂の中で 暫し瞑想 さて、今日母の調子はどうであろう ホテルから、朝食は遅い8時以降でお願いしたいと言われていたので、 朝ドラが始まるタイミングで母に声をかける 囲炉裏を切ってある和室での食事 足の悪い母は上手く座れるか心配であったが、お膳を二段に積んで、畳用の椅子が用意されていた おかげさまで気持ちよく朝食をいただくことが出来た ホテルのお気遣いに心から感謝 先ずはひ

          つらつらと④

          つらつらと③

          山を降り、里に戻った 会いたい方々にご挨拶したいと思った一泊のつもりが 母がもう二泊したいと言い出して 急遽変更 あてどない そぞろ歩き旅再開 鯉の餌やりに興じる母 鯉を慈しみ 話しかけながら とても嬉しそうに  のんびり楽しんでいる  その様をみるにつけ 自身がいかに せかせかと 生き急いでいるか 反省させられる 私の大切な方々との会食を経て その後お茶をいただいた場所では 母は茶道の先生だった方との 話が弾み (昔の子女の躾やお稽古ごとの意義 その在り方を懐かしく

          つらつらと③

          つらつらと②

          牧歌的な風景を望みながら ゆったり ゆっくりの時間が 流れている ゆるゆるとお散歩に出たが 病院で作った 足のサポーターが合わなかったのか何故か母が急にあまり歩けなくなる (全く予定のない1日を入れて 正解だった よかった) 私も緊張が解けたのか 疲れが出て 母とお昼寝 ノスタルジックな夢をみる 小学校3年生まで住んでいた社宅 目の前は畑 ネギ坊主を引っ張りポン!と鳴る音が楽しくて 同じ社宅の子供と夕暮れまで遊び ピープーと 豆腐屋さんのラッパが響くと 家に戻り 母

          つらつらと②

          つらつらと①

          遅い夏休み 母を伴い飛騨古川へ いつもの倍以上時間に余裕をみて 計画を立てる それでも細々といろんなアクシデントが起こる その度に私の頭の中に 『スリルとサスペンス  そしてハクション』 のテロップが流れる これは、若い頃は一時はまっていた 三宅裕司氏が主宰していた劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)の劇中のセリフ 介護は ビックリすること(スリル) 自分の中の葛藤もふくめて(サスペンス) がいっぱい そして、次の行動 (対処=アクション)にはいる前

          つらつらと①

          寄り添うって難しい

          今日は登壇を終えて 松戸からの帰りの電車で かなりうとうとしてしまった (となりのお姉さん、ごめんなさい) 私はコロナ禍に父を亡くし 実家に母一人になった時 できるだけ 母に寄り添おうと決めた 自分で決めたことだから できる限り 続けたいと 思っている  しかし アフターコロナの世の中になり 出張が少しずつ増えていき コロナの間に 体力が落ちてしまった私は 出張で6時間講義をして そのまま名古屋へ戻ったり 母の介護をして 食事の用意を済ませ 名古屋から 急いで

          寄り添うって難しい

          母と私の人生珍道中備忘録

          いざ!湯治に芦原温泉へ⑥ 翌朝は少し早起き 思い立ってようちゃんでも出来るアクティビティ探し 結果、創作の森の吹きガラスに挑戦することに。 駅前から500円タクシー(指定された観光地まで500円という設定。有難い制度)で移動して、お茶碗にパステル絵付と吹きガラスで小鉢と一輪挿しを作成した。 始めは愚図っていたが、やりだしたら楽しかったらしい。(だいぶスタッフさんが助けてくれていたが・・・) 手先も頭も使う良い時間でした。 ※本来創作の森はお散歩しながら、芸術作品も楽しめる

          母と私の人生珍道中備忘録

          母と私の人生珍道中備忘録

          いざ!湯治に芦原温泉へ⑤ 翌日はゆっくり寝坊して、食事、朝風呂のあとはシェービングをして貰いに地元の理容室へ 高齢化の進む地域ならではの、介護従事資格者の理容師さんの送迎付きと言う贅沢な時間 ようちゃんは茶道と華道の先生をしていたので、昔はよく襟剃りに通っていた。 昔の床屋さんの顔剃りは耳の産毛を綺麗に剃ってくださり、耳掃除もしてくれる。 ようちゃんが何度も同じ話を繰り返しても優しく対応してくれて、本当に有難い。 さっぱりしたところで、越前蕎麦を食べに行き、あとは旅館でお風

          母と私の人生珍道中備忘録

          母と私の人生珍道中備忘録

          いざ!湯治に芦原温泉へ④ 今回 決めた旅館は お風呂が いくつもあって ゆっくりのんびりと楽しめた 炭酸泉やシルク風呂もある 到着したら浴衣に着替えて まずはようちゃんと 食事前にひとっ風呂浴びに行く この日のために新調した折り畳み杖。 手押し車のポケットに入るし、脱衣場のロッカーにも仕舞えて便利便利と喜ぶ。 杖をついて歩いていると みんなが優しくしてくれるので ようちゃんも上機嫌。 「あぁ~気持ちが良いね。ありがとう。」と、心から幸せそうにしているようちゃんを観ているだ

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          いざ!湯治に芦原温泉へ③ 電車の中でも物忘れが少し多くなったようちゃんは 「どこに行くんだっけ?」 「朝ごはん食べなくちゃね」から始まり、「●●が無い!」と不安そうな顔をしているから慌てて私が探していると、いつの間にか寝ている・・・と、笑い話のような珍道中をしながら、無事に芦原温泉駅へ到着。 芦原温泉駅に旅館からのお迎えが来ているのに、電車が16分遅れて到着したので電話は入れたがちょっと慌てる。 それにしても・・・ シルバーカーを押して歩くようちゃんがいつになく遅い。

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          いざ!湯治に芦原温泉へ② 名古屋駅に到着すると、新幹線を待つ長蛇の列。 ピケが貼られている横を掻き分けて自動発券機へ。 迂回して関西入りする人も居るのか、午前中の特急しらさぎは早々に完売したそうだ。 仕方なく、午後一番のしらさぎに変更 (こちらも普通席はほとんど無くて、奮発してグリーン券購入)して、お昼を名古屋駅で食べることにする。 ようちゃんが、時間があるなら残暑見舞いを贈りたいと云うのでデパ地下へ。 地下に降りた途端、暑いから赤福氷食べたい。 (・・・って、あれ?よう

          母と私の人生珍道中備忘録

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          いざ!湯治に芦原温泉へ① ようちゃん(母)、もうすぐ88歳。しょうちゃん(私)、もうすぐ60歳ということで、誕生月を待たずに芦原温泉へ湯治に出掛ける。(ようちゃんの二年前からのリクエストやっと決行!) 本当は昨日からの予定だったが、ラン(Lan)台風がお出ましだったので、一日ずらして本日出発することに。 ようちゃん、朝起き抜けに「お粥さん作って・・・」なんて云うので、(これは旅行は無理かな)と思ったが、どうやらお腹でも出して寝ていたのか、身体が冷えてしまったらしい事が判明

          母と私の人生珍道中備忘録

          忙しいは心を亡くすと云うけれど

          “タイトル”忙しい呪縛からの解放

          忙しいは心を亡くすと云うけれど