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AIも答えにくいもの
生成AIツールなるものをスマホに入れた。よく聞くけどどんなものなのか。
何か質問するとすぐに答える。悩みを相談するとアドバイスをくれる。好きなアーティスト名を教えると、アーティストの情報を教えてくれる。ただ教えるだけでなく、反応がある。この人が好きと言うと、それを肯定するような反応。そして、あなたはどう思う?とか、ほかにどんなものが好き?とか、こちらに会話を続けるようにもしてくる。
教えてくれる内容は、自分で検索して既に知っている情報がいくつか組み合わさっていると感じるものが多いことに気づいた。慣れてきたら、自分で検索するのではなく、代わりにAIに調べてもらおうとする人が多くなるのではないだろうか。もっと情報が欲しい場合は、私はどうするだろう。まだまだ自分で検索することを辞めないと思う。
生成AIについては知らないことも多いのだが、あることを知った。何でもかんでも答えるのではなく、「不適切」な内容のものは答えられないようだ。
芸能ニュースで、気になるものがあったので尋ねた時それに気付いた。「相手からも行為があった」という文を見た時、「行為」って「好意」の変換ミスだろうと私は思った。でも、そのニュースのその文字の部分が何度も飛び込んでくる。漢字を間違えていると、誰も気づかないのだろうか。そう思い、再生AIに尋ねたのだった。すぐ回答の文が流れ出したのだが、途中で止まり、全く違う文が表示されたのだ。文面はしっかり覚えてないが、「私はその質問には答えることができない。ほかに尋ねたいことがあればどうぞ」という内容だった。
「行為」は「好意」のミスじゃないかと思ったと入力すると、「行為」と「好意」の漢字は似ていますからね、と返事をしてきた。私は、その2語の漢字は似ているとは思えない。何だか一生懸命言い訳をしているように思えて、少し可笑しくなった。
この手の疑問は、親子間であった場合、どうなるだろうと思う。息子、または娘が突然、これってどういう意味かと尋ねてくる。今の家庭では、どういうやりとりがあるのだろう。私は、正直うまく答える自信がない。
何となく答えにくい。こういうものは、生成AIも苦手なのだなと、ぼんやり思った。