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わが子がいじめっ子 or いじめられっ子になる時(どちらにもならない育て方はココにあった!)

全国の学校が把握した昨年度のいじめの件数は初めて60万件を超え、過去最多となったことが文部科学省の調査で分かったそうです。
不登校につながった疑いのある「重大事態」も過去最多だったとのこと。

子を持つ親としてはちょっと不安になってしまいます。。

危機感を持って、自分の子供がいじめられる可能性もあるのだと、頭の片隅に置いておかなければなりません。
いじめる子、いじめられる子、どちらにもなりうる、というのが今の社会の現状かもしれません。

いじめは昔からあるし、これからもきっとあるのだろうと思います。
残念ながら。

じゃあどうすべきなんだろう。
私たち親にできることは何だろう。

私は心理学やスピリチュアルをずっと学んできました。
そういう観点からお話しできることを、親にできることは何かを書きたいと思います。



結論は、いじめっ子はいなくなりません!!
どこに行ってもいるし、そういう子から逃げ続けることもできないでしょう。

だからこういった問題のなかでも、生き抜く力、傷つきにくい心を育てる方法について考察したいと思います。


・お友達からいじめられてる?(誰でもいじめる子いじめられる子子になりうる話)

うちの子(小二男子)も実際に、いじめられてるのかなぁ?と思うことがありました。
それはいつも一緒に遊んでいる仲の良い友達だったので、まさかとは思いましたが、「いじめ」と受け取れることをされてました。

男子あるあるですが、男の子はいつだって力比べをして、上下関係を作りたがります。
うちの息子はおっとりと優しいタイプですので、よく下に見られていたのでしょう。
「学校帰りに傘を持たされた」とか
「いやって言っても、手を強く引っ張られて無理やり〇〇君のわがままに付き合わされる」などは度々です。

私としては、すごく悔しい気持ちでした。
「嫌なことははっきりと言いなさい!」
と息子には伝えたものの、お友達に対してすごーく腹がったったし、「あの子と遊ぶのやめなさい」と言いたくもなりました。

普段は本当に仲良く遊ぶお友達です。
なのになぜ??
なんで友達にそんなことができるの??
それが私の正直な思いです。
(殴られたとかそういうレベルではないので、問題にはしてませんが。)


本当に身近なお友達がいじめっ子になりうる。そしていじめられっ子になりうる。
ということです。

・いじめられても生き抜く力(問題解決力)を育てることが出来たなら...

今からお伝えするスキルはお子様にとって一生モノになりますので、ぜひ考えてみてください。
さて、生き抜く力が身につけばどんな子になるのでしょう。

1.起きている出来事や、その時の感情に振り回されなくなる
→レジリエンス(回復力、弾力性)を高めることができます
しなやかに強く生き抜く力があれば、最高ですよね!

2.何か言われたりされたりした時、自分を責めるのではなく、自信を持って問題に立ち向かえる
→ポジティブなセルフイメージを育むことで必ずそうなります

3.何事も冷静になることを覚え、最良の答えを見つけられる
→クリティカルシンキング(問題に論理的に答えを出す能力)力が鍛えられる

・どんな問題にも立ち向かう力、問題解決力育て方

では具体的な実践方法をお伝えしていきます。
私も今息子に実践中です。
必ずあなたのお子さんにも、レジリエンス、ポジティブなセルフイメージ、クリティカルシンキングを一緒に育てていきましょう(カタカナいっぱいですみません汗)


1.まず学校などで嫌なことをされたら

子供が小さいうちがチャンスです。
学校や保育園などであったことを家でお話ししてくれますよね。
楽しかったことはもちろん、イヤだったことも、しっかりと耳を傾けることが大切です。
心理学でも傾聴のことが重要だと言われたりしますが、
傾聴とは、目と耳と心を相手に傾けることです。

この傾聴の時に、お子さんの言葉を繰り返してあげて下さい。
「〇〇ちゃんがすぐ怒るの」→「〇〇ちゃんがすぐ怒るの?」
「〇〇君が蹴ってきたんで」→「〇〇君が蹴ってきたの?」
という感じです。
そうすると、ずっとお話ししてくれると思います^^

気持ちを話してくれたら、共感もしてあげましょう。
「そんなことして、ひどいよね」→「そうだね、嫌だったね辛かったね」

こうして話しているだけでお子さんの心は勝手に癒されていきます。
不思議と。

2.たくさんお話しして冷静になったところで

「ひどい!悲しい!」という起きた現象や感情に意識が向いていたところから、
冷静になることで問題は何なのか?という俯瞰(ふかん)してみることをやってみましょう?

お友達は何か勘違いしていて、怒ったのかもしれません。
(勘違いでも人を叩いたりしてはいけないのですが、そのことはいったん置いておきましょう^^)
攻撃する側にも、そうせざるを得ない何らかの理由があります。
しかもその理由というのはやられた側にはない場合が多いのです。(家庭の問題な場合もあるし)
つまり問題は自分にはない、自分は何のいじめにもあう必要はない、ということに気づいて欲しいのです。
そう、自信を持って欲しい、それが親心の本心本音なのです!
だからクヨクヨする必要もなく、はっきりと嫌なら嫌と言っていいし、その子から離れていいのです!

自分を信じる力、ポジティブなセルフイメージって、常日頃からの積み重ねです。
何か問題が起きてからではなく、あなたのお子さんにも日頃から植えつけていきましょう。
私も頑張ります!


3.最後は「どうしてほしかった?」

最後はスピリチュアルとか引き寄せにかたよった内容かもしれませんが、

嫌なこと(抵抗)が起きたときは、同時に望みを持つチャンスです。
イメージすることで、望む現実を創造する訓練にもなります。

「どうして欲しかった?」「本当はどうしたかった?」とか、
「どんなお友達が好き?」など、お子さんの望みを考えさせてあげましょう。

必ずお子さんの望む力が育ち、後に最良の結果を生み出すことができるでしょう。


いじめる子になる場合だってある

今回お伝えしてきた自分を信じる力、問題解決力などはいじめる側にも同じように必要な能力だと考えています。
なぜなら、いじめる側にもそうせざるを得ない理由があるからです。(というと聞こえはいいのですが…)
外に対する攻撃性は、家庭などで心傷つけられていたり、みとえて貰っていなかったり、セルフイメージが低く自分自身を傷つけていたりと、何らかの理由があるからです。
でもこれらの問題については、深い内容になってきますのでまたの機会にお話ししたいと思います。

とにかく、いじめっ子になる前にこれらの能力は育てていく必要があるかもしれません。
普段からポジティブなセルフイメージを育てる心がけをしていきたいですね。

それでもいじめにあったら…

優しい性格のお子さんはやはりターゲットにされがちです。
でもそれって、とっても悔しいですね。
優しくってとってもいい子なのに、「なぜうちの子がそんなことされなきゃいけないの?」と怒りも出ます。
それでも、ポジティブナイセルフイメージを育ててイメージ力の訓練で、いじめっ子が周りにいなくなってきます。いても近づいてこなくなるんです。
あなたのお子さんもそうなって欲しいです。必ず。

もちろん、重大な問題の時は親も対処しなければいけません

時には、親として子どもを守るべき時もありますよね。
体を傷付けようとしたり、あまりにもしつこく暴言を言うような子は、そもそも「お友達」ではありません。
お金を巻き上げてくるようなら、「恐喝罪」です。警察にもいわなければいけないかもしれません。
親としては、いじめられている子のサインを見逃したくないですよね。本当に。

ただ、必ずしも毎回親が学校に電話をして問題を解決しようと慌てる必要はないのかもしれません。
その場その場では解決に行き着くかもしれませんが、親が解決するだけでは意味がありません。
子供が小さいうちは、何でも話してくれるのですから、お母さんはちゃんと聞いてくれる味方なんだということを理解してくれることを、まずは望みます。
そして先ほどご紹介した、イメージ力、問題解決力をゆっくりとでも育てていきたいものですね。


私も子育ての中で、子供のお友達関係について模索する日々です。
どこまで親が関わっていいものか分からないけれど、、
近い将来どうかあなたのお子様も豊かな実を結びますように。

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