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円高局面を利用してWiseで両替してみました
4ヶ月半ぶりに1ドル146円台まで値上がりし、円高ドル安が加速している今日この頃。この円高がいつまで続くのか、どこまで行くのかはわかりませんが、先日Wiseを使って外貨両替をしたので、やり方をまとめておきたいと思います。
なぜ今、外貨両替なのか?
円高: 現在の円高傾向は、外貨を購入するには良いタイミングかもしれません。特に、海外旅行を予定している方にとっては、事前に両替しておくことで為替変動のリスクを軽減できる可能性があります(ただしもっと円高が進む可能性もあるので何とも言えません)。
クレジットカード海外事務手数料の値上げ: 2024年から、多くのクレジットカード会社が海外利用時の手数料を引き上げています(三井住友カードは11月から2.2%→3.63%、楽天カードは4月から→2.2%)。これは、海外でクレジットカードを使用する際のコストが増加することを意味します。
そこで、今年の夏と秋、来年の1月に海外に行く予定がある私は、円高の時期に両替しておき、クレジットカードを使わずに支払いができる方法を探してみました。
Wiseとは?
Wiseは、以前TransferWiseとして知られていた国際送金・外貨両替サービスです。銀行よりも安い手数料で、世界中の通貨を送金・両替できることで人気を集めています。ビジネススクールの学費を支払うのにも使ったことがあります(実は学費の支払いは、①現地でクレジットカードで支払う、のほうが、②Wiseで払う、③Flywireでクレジットカードで払う、よりもお得ではありました)。
![](https://assets.st-note.com/img/1722754521495-QFbFUfMm4X.jpg)
以下の主な特徴があります。
海外送金に使える: 銀行よりも安い手数料で、世界中の通貨を送金できます。
海外での支払いに使える: Wiseのデビットカードを使用すれば、海外でも現地通貨で手数料なしで支払いができます。
複数通貨の管理が可能: 一つのアカウントで複数の通貨を保有し、好きなタイミングで両替ができます。
リアルタイムの為替レート: 市場に近い為替レートを提供し、透明性の高い取引が可能です。
Wiseのアカウントを開設する手順
Wiseを利用するには、まずアカウントを設立する必要があります。以下は、その手順です。
Wiseのウェブサイトにアクセス 公式サイト(wise.com)にアクセスし、「無料で登録」または「アカウントを作成」をクリックします。よかったら私の お友達紹介 をお使いください。最初の送金の手数料が割引となるクーポンがもらえるそうです。
こちらからどうぞ → Wiseお友達紹介リンク個人情報の入力
メールアドレス
パスワード
国籍
居住国
生年月日 などの基本情報を入力します。
本人確認:日本の法律に基づき、本人確認が必要です。以下のいずれかの方法で行います。
パスポート
運転免許証
マイナンバーカード 選択した身分証明書の画像をアップロードします。
住所確認:現住所を証明する書類(公共料金の請求書や住民票など)のアップロードが必要な場合があります。
電話番号の確認:SMSで送られてくる確認コードを入力します。
アカウントの有効化:すべての情報が確認されると、アカウントが有効化されます。通常1-2営業日程度かかります。
その後、私はバーチャルカード(デジタルカード、無料)と物理カード(実際のカード、1200円の発行手数料がかかります)のデビットカードも申し込みました。実際のカードがあれば、海外での支払いに使いやすいかなと考えました。
注意点:
本人確認書類は、有効期限内のものを使用してください。
画像はクリアで読みやすいものを用意しましょう。
個人情報の入力は正確に行ってください。後で修正するのは面倒な場合があります。
アカウント設立後の初回利用時
初めて取引を行う際、追加の確認が必要になる場合があります。
資金源の確認(給与、貯蓄、投資など)
取引目的の確認(海外送金、旅行資金など)
これらの手続きは、マネーロンダリング防止法に基づく必要な措置です。正直に、正確に情報を提供することが重要です。
Wiseを使った両替の手順
アカウント開設: まず、Wiseのウェブサイトかアプリでアカウントを開設します。必要な個人情報を入力し、身分証明書をアップロードします。
日本円をチャージ: 銀行振込やクレジットカードで、Wiseアカウントに日本円をチャージします。
両替: チャージした日本円を、希望する外貨(今回はユーロとシンガポールドル)に両替します。リアルタイムのレートが表示されるので、タイミングを見計らって実行します。
完了: 数分で両替が完了し、Wiseアカウント内に外貨残高が表示されます。
私の体験
私は円高になってきたタイミングで円をユーロとシンガポールドルに両替しました。どちらもすぐに使う予定があったためです。とても手軽に両替することができました。しかし、為替市場は常に変動しているため、タイミングの難しさも感じました。為替レートと両替額を指定しておいて自動両替機能を使うこともできるそうです。自動両替機能について | Wiseヘルプセンター
![](https://assets.st-note.com/img/1722774378781-tnKZ2KJLX6.jpg?width=1200)
Wiseのメリット
銀行より安い手数料
リアルタイムの為替レート
複数通貨の保有が可能
Wiseデビットカードで海外でも手数料なしで利用可能
海外旅行前の外貨準備のコツ
円高時に両替: 現在のような円高局面は、外貨を準備するのに適したタイミングかもしれません。ただし、為替相場は常に変動するため、完璧なタイミングを見極めるのは難しいです。
分散して両替: 全額を一度に両替するのではなく、複数回に分けて両替することで、為替変動のリスクを分散できます。
現地通貨とカードの併用: 現金とWiseのデビットカード(または他のカード)を併用することで、柔軟に対応できます。
注意点
為替リスクは常にあります。円高が進むかもしれませんし、逆に円安に転じる可能性もあります。
全額を一度に両替するのではなく、分散して両替するのも一つの戦略です。
Wiseの手数料構造をよく理解しておくことが重要です。
まとめ
為替変動の可能性は常にありますが、円高傾向が続く今、海外旅行を予定している方や外貨購入を検討している方にとっては、Wiseを使って自分の好きなタイミングで両替するのは、一つの有効な選択肢になるかもしれません。
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![グローバル発見ノート:へぇ!そうなんだ!](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148620589/profile_dcf03dc8d06cb92ca23ce92c74fcc800.png?width=600&crop=1:1,smart)