商品企画を20年してた人間がつぶやく、「企画って、そもそも何???」
皆様、こんにちは。ゆるくお話させていただく担当の 伊藤 です。
今回は、まず初めに、告知をさせてください。
この度、私たちOLERA BIZによるセミナー開催が正式決定となりました!
note告知記事は準備中ですが、先行してアナウンスさせていただきます!
システム思考とデザイン思考に関する知識や、企画提案での使い方などを
お持ち帰りいただけるセミナーとなっておりますので、お誘いあわせの上、ご参加いただければと思います!!
以下に、告知ページを準備いたしました。
こくちーずプロ
もし、本セミナーご興味をお持ちいただけましたら、上記告知ページをご確認ください。
さらにはお申し込みまで頂戴できましたら、この上なく幸いです!よろしくお願いいたします!!
以上、告知でした。それでは本編に続きます!
企画って、そもそも何???
本記事では、開催させていただくセミナーに関して深堀りしてみようかとも思ったのですが、企画提案関連の話題に関して書くべしという代表からの圧が強く、皆様に是非お伝えしたく、今回は企画に関する概論をゆるく記事にいたします!
辞書をひいてみる
「企画」という単語はよく聞きがちな気がしますが、よく聞く単語ゆえに人によって解釈が違う恐れもありますので、一旦、言葉の定義を考えてみます。
「企画」という単語を辞書引いてみると、おおむね以下のようなことが書いてあります。
要するに、「企てて、計画すること」が企画ってことです。
何かをやろうって決めて、実行計画を立てれば、それはもう企画だと定義します。
一言に企画というと、すごくもやっとしていて、具体的にピンとこない人も多いかもしれませんが、難しく考える必要はありません!
もう1度繰り返します。
企画 = 何かをやろうって決めて、実行計画を立てること
これだけ覚えておけば、間違いありません。簡単ですねっ!
企画作業の流れ(フロー)
しつこいようですが、何かをやろうって決めて、実行計画を立てれば、
それはもう立派な企画です。
ただ、それだけで記事を閉めると代表に怒られそうなのでお伝えしたいことが伝えきれないので、ここで、「何かをやろうって決める」部分を少しだけ分解しておきたいと思います。
この分解により、偉そうな作業フローに昇格するので、ざっくりとした一般論をもとにやっておきます。
「何か」をなんでやるのか定める【現状分析、問題・課題定義】
「何か」にまつわる幅広い知識を得る【情報収集】
「何か」でなにをやるのか決める【立案】
「何か」をちゃんとやれるために考える【計画策定】
1番から作業し、最後に「何か」がちゃんと良きことになっているのか、実現可能なのかを検証して、問題なさそうなら、企画完了となり、あとは実行するだけとなります。簡単ですね!?
※実際には、3番で生みの苦しみに直面して1番から考え直したり、1番ですでに苦悩したり、2番で1番の本質が見えてきたり、いろいろあります(悲)
※4番完了後に、さらに計画を実行するところまでを「企画」とする宗派もあります。ただ、本記事では4番までを企画とします。
人生は企画だ
はい、偉そうなフローはわかりにくいですよね。知ってます!(泣)
というわけで、本項では、人生でのあるあるシチュエーションを例に、いかに皆様が毎日企画しているのかを実感していただき、理解の足しにしていただこうと思います。
この例では、深夜におなかがすいて、牛丼を食べることを決めるまでのストーリーです。こんなことでも何かをやろうって決めて、実行計画を立てているので、企画といえます。難しくないですよね!
人生は、こんな些細な決定の連続な気がするので、人生は企画だ、と言えてしまうのです!
お仕事の中でよく見る「企画職」とは?
何かをやろうって決めて、実行計画を立てるだけでそれはもう企画なので、ビジネスにおける「企画職」でも多岐にわたる分野が存在します。
商品(サービス含む)に関する企画職
営業活動に関する企画職
広報販促、マーケティングに関する企画職
経営・事業に関する企画職
生産に関する企画職
研究や技術に関する企画職
ざっと大きな分類を思いつくだけ書いても、上記のような感じでたくさんあります。
何かをやろうって決めて、実行計画を立てるだけでそれはもう企画なので、もはや、すべての職種において企画職があってもいいのかも、とか思っちゃいますね。
なのですが、企画そのものを以下のような軸をもって分類わけできたりしちゃいます。
解決すべき課題の主体が、「社内向け」or「お客様に近い部分」
企画結果における「単純ソリューション」と「イノベーション(アイディア)」の混合割合
解決へのアプローチに関して上記分類ごとに変化させるほうが効率的だったり、そもそも、企画職の必要性も変化もします。
だんだん複雑になってきましたね(泣)
さらに、ビジネスにおける企画作業の場合、企画発注者、解決すべき課題の主体、企画者、決裁者、企画の実行者、受益者など関わる人々がすべて別人で、さらに各タームで複数人での作業になる場合が多いです。
そのため、何かをやろうって決めて、実行計画を立てるだけなはずなのに、個人の中で完結するわけではないので、ビジネスにおける企画では、課題や企画意図などの明確化やアウトプットとして企画書や提案書が必要となってきます。
そして、ビジネスでは企画そのものはもちろん、これら企画書、提案書に関して、効果的に頑張らないと、うまくいかずに空中分解してしまうのです・・・
最後に
さて、今回はここまでです。お付き合い、ありがとうございました。
次回の伊藤の記事では、ビジネスシーンではどうやっても重要になってしまう、企画書・提案書に関して、少し触れてみたいと思います。
それでは、次回のOLERA BIZのnote投稿は、笛木さんによる入魂の記事となる予定です!お楽しみ!!