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一流ビジネスマンの必須アイテムなのか?・・・ワインのおはなし

皆さん、こんにちは! タカ・マーリーです。「英語学習継続の3つのコツ」に続き、今回はワインのお話です。

「仕事が出来る人はなぜワインにはまるのか」 「教養としてのワイン」などワインとビジネス、ビジネスマンを関連づけた本が売れているようですが、私も一時期ワインに魅せられた一人です。
私がどうしてワイン好きになったのか、またワインの面白さとは何なのかなどについてサラリーマン目線でお伝えしたいと思います。

1. あるワインとの出会い
実は私は元々ワインがあまり好きではありませんでした。
あの赤ワインの独特な渋みや酸味がどうも苦手で、ワインとはそういうものと思い込んでいました。
しかし、友人のウェディングパーティでこだわりのワインとして出された1つのワインがこれまでの印象を大きく変えることになりました。
“ピースポーター・ゴールドトロップフェン・リースリング・カビネット”
ピースポーター村のゴールドトロップフェンという畑のリースリングというブドウで造られたカビネットという等級(等級は収穫時におけるブドウの糖度で決まるそうです)のワイン・・・なのでした。
ピースポーター村はドイツのモーゼル地方にあります。
ゴールドトロップフェンというのは、“金の雫”という意味です。
なんと優美な響きでしょうか・・・
この“金の雫”は、名前の通り、美しい金色の、果実味豊かな甘めの白ワインで、カビネットよりももっと甘みの強いシュペトレーゼやアウスレーゼなどもあり、とてもおいしいです。
アルコール度数も10%程度で軽くて、非常に飲みやすいワインです。
このワインに出会ったことでワインってこんなに自然を感じられる爽やかなものなんだ、
こんなに料理をよりおいしく引き立てるものなんだと感動したのでした。
  
2. ピースポーター村へ
“金の雫”との出会いから数年後、私はとうとう憧れていたピースポーター村を訪れることになります・・・。
気持ちよく晴れた爽やかな9月のことでした。
ドイツ西部アイフェル(Eifel)地方の谷間の小さな町モンシャウ(Monshau)にお昼頃に到着。
ゼンフ(Senf・・・マスタード)が有名らしく、小瓶のマスタードを買ったり、名物のマスタードスープやシュニッツェル(カツレツ)などを楽しんだ後、モーゼルワインを求めてピースポーター村へ・・・。

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秋の光の中、DEPAPEPEのアコギをBGMに、牛がのんびりと草を食む牧草地、緑の木々の間を走って行くと、風光明媚なモーゼル渓谷の斜面の葡萄畑が見えてきます。
眼下に広がるピースポーター村は、モーゼル川の輝きを受けて絵のようにすっきりとした佇まいを見せていました。
ワインで町全体が潤っているのか、華美ではないながらやはりすっきりとした品の良い家が多いように感じました。

金の雫・・・という畑のぶどうで作られる甘口白ワインを求めて、3軒のお店に立ち寄りました。そのうち2軒のワインは香りも素晴らしく、とても美味しくて、本当は箱買いしたいくらいでしたが、財布や諸々事情と相談の末、数本のワインを購入しました。

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甘口は飲みやすいけれど、やはり食前酒なのかと尋ねると、アジアンフードには合うとのこと。なんでもかんでもチーズや生ハムに合わせてうまいうまいと飲んでいるド素人には、全くもって豚に真珠なのでしょうが、折角の機会ではあるし、なんといっても現地価格はリーズナブル!豚も豚なりに楽しませていただこうと大人買いしてしまったのでした・・・。

3.ドイツなんて気軽に行けない・・・
とはいえ、日本在住の私、週末はモーゼルにドライブ・・・というわけにはいかないので、安くておいしいワインを求めて、時々近所のスーパーや酒屋さんをウロウロしています。
最近お気に入りのワインは、“ゾーニン プロセッコ“というイタリアのスパークリングワインで、例えば成城石井で1,200円くらいで販売されています。

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軽くて口当たりがよく、わりとどんな料理にも合いそうなクセのないワインです。
気軽に家飲みするには持って来いかと思います。
ワインの王様、フランス ブルゴーニュのロマネコンティ、ボルドーの五大シャトーのワインなど、いつかは浴びるほど??飲んでみたいワインは数々ありますが、今はまだまだスーパーのワインを楽しみつつ・・・

大器晩成を信じて疑わない男の人生はこれからです!



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