埼玉発世界行き奨学金に応募した話

こんばんは。Dojaです。

タイトルにもあるとおり、筆者は地元埼玉県の「埼玉発世界行き奨学金」に応募しました!

結論から申し上げますと、結果は面接まで進んだものの不合格でした( ;∀;)

ただ、一応一次の書類審査はパスできたのと、筆者自身この奨学金に関する情報は調べてもあまり出てこないな~と準備しながら感じていたので、この経験をnoteに書く価値はあるかもと思い、覚えている範囲で書きたいと思います!

不合格だったので「合格のためのtips」を伝える内容ではなくて申し訳ありませんが😅、今後応募を考えている人に少しでも参考になればと思います!


①奨学金のコースについて

まず埼玉発世界行き奨学金の詳細についてはこのサイトを参照ください。

見ていただけると分かるように、いくつかのコースに分かれています。

筆者は一般奨学金学位取得コースに応募しました。

因みに、一般奨学金と冠奨学金は併願可能ですが、筆者は併願しませんでした…むしろ、しなかったというよりできなかったです。

応募の要件を見ると、学校に在籍している人(=大学から交換留学する人など)が対象だったり、応募者の専攻に制約があったりして、筆者が当てはまるものがなかったので…😅

なので、この先は学位取得コースの解説になります!


②書類の準備

続いて、提出する書類についてお話します!

まず、自分で作成する書類については、

・申請者情報
・ 自己PR(800字以内)
・学習計画等(900字以内)
・小作文「埼玉親善大使として、留学先でどのように埼玉をPRするか」(500字以内)
・小論文「グローバル社会での日本の課題を分析し、自身の留学がその課題解決にどのように資するか述べよ」(1,600字程度)

です!

これらすべてをwebの申請フォームに入力して送信し、またそれをプリントアウトします!

そして、プリントアウトした上の書類に加えて、


・住民票の写し
・外国語能力試験のスコアの写し
・入学許可証の写し
・チェックリスト
・選考結果返信用封筒

も必要になります!

これらすべてを郵送して、一次審査への申請が完了になります!


③書類作成のtips

では、参考になるかわかりませんが筆者が書類作成で気を付けたこと等をシェアしたいと思います!

・自己PR

構成は就活のESの自己PRのテンプレを真似して書きました(私の長所は〇〇です→エピソード→○○を活かして頑張ります、の型)w。

ただ筆者は就活をしておらず、こういったものを書いた経験が全くないため、実際に自己PRを書いたことのあるちょうど就活中だった友人2人にドラフトを見せて、修正した方がいいところや気になったところを指摘してもらいました!

友人のアドバイスも踏まえて、800字とかなり長いのですが、あれもこれも…といろいろなことをアピールしようとはせず、ポイントを絞ってエピソードは具体的に、伝わりやすく書くことを心がけました!


学習計画等

これは決まったフォーマットがないのでどう書くのが正解なのかわかりませんが、筆者は修論の研究計画書を書きました。

ただ、900字と字数に限りがあり、大学のゼミの先生に出す卒論の研究計画書みたいにガチで書こうとすると字数がオーバーしてしまったので、

論文テーマ、研究背景/目的(メイン)、研究方法・範囲(それぞれ2~3行くらい)、主要参考文献(3~4冊)

という感じで、簡素化して書きました笑

また、専門外の方が読んでも伝わるように、できるだけ分かり易く書くようにしました。


・小作文「埼玉親善大使として留学先でどのように埼玉をPRするか」

なぜこのような作文を求められるかというと、この奨学金の合格者は埼玉親善大使に任命されるためです。笑

これも何が正解とかはなく、自分が良いなと思う埼玉の魅力をピックアップして、具体的にどのように現地でPRするのかということを説明できれば大丈夫だと思います。

他の地域とかぶらない、埼玉ならではのことでなくては…と考えたりもしましたが、そこに強くこだわりすぎたら何も言えなくなっちゃうと思うのでw

因みに筆者は、留学先のヨークとも少し共通する(?)、古い伝統のある建物や技術が大事に保存されている点について書きました。

あんまり良いPR文を書けた感じはしないんですけど、それでも一次通ったので(笑)、ここはあまり難しく考えなくていいと思います!


小論文「グローバル社会での日本の課題を分析し、自身の留学がその課題解決にどのように資するか述べよ」

筆者の小論文の流れとしては、

課題をピックアップ→課題の解説(現状や問題になっている理由などを説明)→留学に行く目的(何を勉強するか)、理由(なぜ留学するのか/その国なのか)→留学後のビジョン(勉強成果をどう課題解決に活かすか、将来どんな形で社会に貢献するか)

という感じです!

当たり前ですが、課題は自分の専攻に関連したことを書きます笑

筆者が気を付けたことは、①最初から最後まで留学の目的が一貫しているような流れで書くこと、②専門外の人が読んでも分かるような表現で書くことです!

これも友人に読んでもらって、分かりづらいところがないか見てもらいました!


これらの書類作成に大体3週間くらいかかったと思います!

PS作成した時よりは少し短いけど、推敲を重ねたり、知人に見せてアドバイスもらったりした流れはほぼ一緒で、そうすることで内容がよくなっていく感覚がありました。

今後奨学金に応募される方は、大変な作業ですが時間をかけてじっくり推敲を重ねてください!また第三者に見せて分かりづらいところがないかチェックしてもらうのをお勧めします!


④面接の準備&訊かれた質問

面接の準備としては、

・予想される質問のリストを作って、それへの回答のテンプレを作る

・回答する練習

・友達と面接シミュレーション

・一次で提出した書類を見直す

・テンプレを読み上げたものを録音して、イヤホンで流しながらシャドーイングして覚える

をやりました。

予想される質問リストは、過去にこの奨学金に応募して合格された方のブログを参考にして、そこに書いてあった質問への回答を準備しました。

友だちとのシミュレーションでは、質問リストと自分が一次で出した書類を送って、それに沿って面接をしてもらい、フィードバックを貰ったり、その子の就活での面接の様子などを聞いて参考にしました。


こんな感じで練習して、一応予想した質問にはちゃんと答えられる準備ができたと個人的に感じていたのですが、

面接本番で訊かれた質問は、予想した質問50%、準備していない質問50%という感じでした…( ̄▽ ̄;)

面接はオンラインと対面選べたのですが、筆者は対面でやりました!

面接官は2人いて、大体20分で終わりました!

筆者の覚えている限りでは質問はこんな感じでした!

・奨学金をどこで知ったか
・併願状況
・現在の自分の状況(何をしているか)
・留学先で何を学ぶか
・大学時代のこと(留学で感じたこと、大変だったこと等)
・将来の夢
・留学先のコロナの状況
・日本国内のジェンダー問題とそれに対するアプローチ方法
・世界での問題とそれに対するアプローチ方法
・筆者の学部時代の専攻に関連した質問→イギリスではどんな状況?
・埼玉のみやげを持っていくとしたら?
・埼玉親善大使としてどのようにPR活動したいか

主に一次の書類に書いたことの確認と、それを更に詳しく訊くような感じでした。

準備していた質問はほぼ練習通り答えられて、準備していなかった質問も何とか訊かれたことには答えられました。

因みに、大学時代に関する質問は筆者が新卒であり、且つ書類の自己PRで留学時代のことを書いたためで、また学部時代の専攻に関連した質問→イギリスではどんな状況?は、この奨学金のスポンサーが国際交流協会というところなのですが、筆者の学部の専攻は多文化共生について学ぶコースで、関連があるものだったために訊かれたのだと思います。

実は、筆者が準備した予想質問には、就活面接のような人としての資質を見る質問が結構あったのですが(過去の合格者の方のブログに面接で訊かれた質問としてあったので)、今年の選考ではそういう質問はほとんどなかったと思います笑

面接対策としては、一次で出した書類をよく見直しその内容およびさらに詳しい内容への質問に備えておくことがカギかなと思います!


敗因を考えてみた🤔

最初に述べましたように筆者は不合格になりました。

ダメだった理由を考えてみたのですが、面接の準備不足やミスよりむしろ、自分の経験や実力、目標が奨学金の求める基準および他の候補者に及んでいなかったのだな、という感覚のほうが大きいです。

全力を尽くしましたが、準備しながら自分の経験や力不足を感じることは多くありました。

というのも、筆者は大学院で学ぶ専攻が学部の専攻と異なる上に、実務経験もないのですが、奨学金に合格された方のエピソードなどを読んでいると、同じ専攻を学ぶ人や実務経験のある人とは、課題への問題意識やアプローチ方法、将来のビジョン設計などのクオリティの差をはっきりと感じたのは事実です。

だからといってもちろんあきらめるわけではないですが、候補者として同じラインで競争したら、筆者のような経験の乏しい人は厳しいだろうなとは予想していました><

一次の小論文では研究課題の分析や研究計画を、勉強で得た知識をフル活用させてどうにかハイクオリティなものにできたことで、そのような自分のウィークポイントをうまく補って通過できたのだと思うのですが、面接でより具体的なビジョンに迫る質問をしたら、その至らないところが露呈したのだろうなと思います。

それでも、実務経験に関しては何も言えないけれど、留学中のジェンダー学を学んだ経験やジェンダー問題で卒論書いたことなどは書類でアピールしたし、面接でもアピールしたかったのですが、それを話せるチャンスのある質問をされなかったことはちょっと悔しいですね(負け惜しみくさいw)。

逆に質問された、留学中に大変だったエピソードや大学時代の専攻に関する質問は、一応ちゃんと答えられたと思うのですが、

(質問が意図していたものが定かでないのでわかりませんが)今回の留学や自分の専攻するジェンダー学につながる内容がなくて、全体的にそれぞれの答えが一つ一つ独立した感じで、留学や将来に向けた一貫したゴールがない印象になったのかもしれないです。

でもこれは勿論ミスや準備不足もあるけれど、今まで筆者が興味があることに何でもランダムに挑戦してきた経験および姿勢そのものが、奨学金のアピールにはアンマッチだったのかも、という問題なので、もうしょうがないかなとも思っています👈、

不合格という結果はまさしく自分の実力や経験をそのまま反映したものだと思うので、一次を通過して面接に呼んでいただけただけでもラッキーだったし良い経験になったと思います。


最後に

ということで筆者のチャレンジは実力不足で不合格に終わりました。

これを読んでいる方で、筆者と同じように新卒で留学する方や学部と院で専攻を変える方には、ネガティブな内容で申し訳ないです🙇。

筆者も面接まで進んだからには合格したかったのですが、できませんでした(´;ω;`)ウッ…

でも最後まであきらめずにベストを尽くしてほしいです!

筆者は応募した時、正直大きな期待はしていなかったし、落ちても仕方ないと思っていましたが、それでも最後まで全力で取り組んだことで面接まで進めたと思うので!!!><

逆にここに書いた、筆者のうまくできなかったことや至らなかったことを意識して、うまくカバーして、合格してほしいです!!!

今後応募される方は頑張ってください!^^


Doja :)





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