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AI音楽の著作権に関する注意事項(米国版)
AI生成音楽も Suno や Udio などで実用レベル、趣味や実益目的で楽曲生成するユーザーが世界中に億人単位で存在し日々無数かつ大量の楽曲が生成される状況となりました。
Spotifyなど音楽配信サービスに公開して収益化を図ろうとする人々も世界中に億人単位で存在するようになったため、各配信プラットフォームは収益化条件を厳しくする方向に舵を切ってきています。
Spotify, ストリーミング数が1,000回未満のすべての曲の収益化を正式に廃止
そんな中で注意したいのは、AIで生成した楽曲の著作権に関する点。
ちょうど参考になるのが「SONG SLEUTH社」が公開している資料です。
(同社は音楽の権利と配信の問題の解決に重点を置いているテック系企業)
THE DOS AND DON’TS OF COPYRIGHTING AI MUSIC IN THE U.S.
(米国における AI 音楽の著作権に関する注意事項)
👇原文版
👇Google翻訳版
要約
👉プロンプトの提供者は著作権を持てない
AIによって生成された音楽の著作権は、その音楽の創作者が人間であることが必要。プロンプトを作成しただけでは著作権を取得することはできない。
👉AI開発者や企業は著作権者ではない
AI技術の開発者や提供者は、生成された作品の著作権を主張することはできない。
👉AIの使用を明示する
著作権登録の際にAIの使用を開示し、人間がどのように貢献したかを明記する必要がある。
👉知的財産権の確認
・声やスタイルの模倣
AIが他人の声や特定の歌唱スタイルを模倣した場合、パーソナリティ権の侵害となる可能性があり、その使用には注意が必要。
・サンプルデータのクリアランス(使用許諾)
使用されるサンプルはすべてクリアランスを取得する必要がある。
権利関係を守って、適切に楽しみましょう
AI生成画像もそうですが生成AIのコンテンツを利用する場合、特に収益化を試みる際には時として著作権侵害の疑いを持たれてトラブルに至る場合があります。
高品質なコンテンツが生成AIで誰でも簡単に作れるようになった今、特に著作権などの権利関係の知識やリテラシーをしっかりと見に付けておきことが、今後の生成AIを利用したクリエイティブ活動に大きな影響を及ぼします。
法律面の話なのでちょっと近寄りがたい点はありますが、まずは概略だけでも抑えておきましょう。
𝕏でAI音楽コミュニティやってます!
Udio, Sunoユーザーのかた、ぜひご参加ください!
https://x.com/i/communities/1788173813819248773
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