古月と2020年の音楽
今年のアンセムだったあの曲。
流行ってはないけど自分の中では最強だった曲。
みなさん今年好きだった曲。色々あると思います。
今年もあと1か月。まとめにはまだ早いですが、このnoteでは私的にハマった曲、今年きていた曲を各リンクとともに掲載します。
今年はコロナ渦という中で音楽にも様々な影響を及ぼしました。
ライブやクラブでのパーティーが行えなくなった結果、多くのアーティストや会場は困窮し、様々な形でライブなどを開催する試みが行われました。
そんな中で私が最も今年影響を受けたイベントが「MU2020」でした。
MU2020は、秋葉原MOGRAが主催するオンラインクラブイベント。
ジャンル問わず様々な曲が流れ、複数お気にい入りの曲が出来たきっかけとなりました。
Shiny shiny / ニルギリス
元は、アニメ「デッドマン・ワンダーランド」EDで、2011年にリリースされた曲ですが、MU2020で象徴的なプレイがされていたことから、ハマりました。
ちょうど去年、私はアニメ「エウレカセブン」にドハマり。
そのEDを担当していたのもこのShiny shinyを作ったニルギリスでした。
その影響もあり、かなりニルギリスを聞いた年でもありました。
D.I.Y. / BOOGEY VOXX (Prod by D.watt)
今年1年の中でMU2020のようなオンラインクラブイベントは8月頃から毎週のように開かれるようになりました。今年のクラブシーンを語る上で、この曲は絶対に忘れられません。
BOOGEY VOXX(ぶぎぼ)は、このオンラインクラブイベント、VTuber音楽の超新星として現れたラッパーユニットです。
私は、ぶぎぼを聞いたことでヒップホップが好きであることに気づき、今年はヒップホップをかなり聞くようになりました。
DANCE is Answer
そんなヒップホップにハマった中で前々からヒップホップ系で好きだと感じており、バーチャルクラブシーンの中で輝いていた曲がもう1曲ありました。
紡音れいちゃんのDANCE is Answerです。
投稿自体は去年の12月でしたが、今年1年を通してかなりの回数クラブシーンで流されたことでアンセムのひとつとなりました。
私自身、れいちゃんのことを結構追ってる(つもり)なので、そういった意味でも今年かなり聞いた曲だと思います。
うちで踊ろう - MZM Remix
仕事もなくなり、コロナ禍の中で自粛を余儀なくされ、ちょうど気分が沈んでいるときに星野源がSNSに「うちで踊ろう」を投稿。これをきっかけとしたRemixやアレンジなどはインターネット中に広まり、VTuber業界もその例外ではありませんでした。
私はそのRemixの中でもこのMonsterZ MateのRemixが大好きです。
本来、「うちで踊ろう」のオリジナルはアコースティック+ボーカルに何も味付けをしていない曲ですが、このRemixでは冒頭にオリジナル版にEQなどのエフェクトをかけたものを流し、そのあとにMZMオリジナルパートがはじまります。私はこのMZMだから出来る表現力が憎めないなと感じます。
the pear of one’s eye / 0825
0825。去年8月25日、MZMコーサカやワニのヤカなどのメンバーが集まり1日で曲を作る内容を配信するという企画が行われた。本曲はその続編となるものです。
リスナーが曲の素材となるような音源を投稿して、メンバーが曲作ったり、ウバったり、どんちゃん騒ぎしながらも最高の作品を作り上げる様子がめちゃくちゃ楽しかったです。
曲自体は、去年の様子を踏襲しながらもsomuniaがボーカルに参加。
「昨日までの腹いせ 仕方ないね」という歌詞が脳裏から離れません。
ネオン、リモコンとって
「は~い」
星凪の地 / 羽子田チカ × Niwa
今年のバーチャル音楽シーンの中でこれを超えるMVが存在したでしょうか。私はこれを超えるMVの存在を知りません。
曲や映像の内容は実際にプレーヤーからご覧ください。
GOMIKASU-Original Mix-(御伽原江良vsチバニャン)
急に品位が下がりますが、元々私はニコニコ動画に生息していたこともあり、かつてチーターマンのRemixが投稿されていた際にかなりの数のチーターマンRemixを聞いています。それもあってなぜかドハマりしてしまいました。
ドハマりしてしまった理由にこんな動画がおすすめの動画に出てきて見てしまったからですね。こんなん音楽理論を習ったことある人が見たら面白くないわけないじゃんって話ですよ。
LAZY / DUSTCELL
ある夜、私はバーチャルタレントやVOCALOIDプロデューサーが所属するプロジェクト、KAMITSUBAKI STUDIOのファンとバーチャルYouTuberの話題で1夜を語り明かした。
その際に私は、KAMITSUBAKI STUDIOの所属する者たちを自分がいかに見ていないかを感じ、恥じた。
その時にもう1度KAMITSUBAKI STUDIOの音楽を聴きなおし、聞き直す中で好きになったのがこのDUSTCELL のLAZYだ。
DUSTCELL は2人組音楽ユニットなのだが、私はその片割れであるEMAのファンだった。そういうこともあり、このLAZYのハイトーンボーカルにドハマりしてライブも見るようになったのだ。
電話をするよ covered by 花譜
正確には、7月に花譜が行ったアイスクリームライブというライブ配信で歌われたバージョンが好きなので、私が好きなのはこのカバーバージョンではない。
是非ともアルバム「I SCREAM LIVE」を購入して聞いていただきたい。
10年後のボーカロイドのうた feat. 初音ミク / ピノキオピー
残念ながら、ニコニコは動画プレーヤーで埋め込みができないんですよね。
この曲は初音ミクの誕生日を記念し、投稿された楽曲で、「これからのVOCALOID曲もこれまでのVOCALOID曲もVOCALOIDのうただよ」という強いメッセージ性がこめられています。
私はなによりこの楽曲を素晴らしいと思ったのは、「砂の惑星」という曲のアンサーソングになっていることです。
「砂の惑星」は、米津玄師ことハチPが2017年に投稿したVOCALOID楽曲で、歌詞のメッセージに「ニコニコ動画の砂漠化」という意味合いが込められています。彼自身はハチPとして売れたから今の米津玄師としての彼があるはずですが、彼は「ニコニコ動画にメジャーアーティストなどが楽曲を投稿すること」にアンチメッセージをこの「砂の惑星」に込め、多くのVOCALOIDのリスナーにバッシングを浴びました。
「10年後のボーカロイドのうた」は、この楽曲に答えるように「踏み台の手段の曲も ボーカロイドのうた」という歌詞があります。
今、ニコニコ動画が過疎であっても、どんなに再生されていない曲でも、そこにある曲は「ボーカロイドのうた」。
そんなメッセージのように私はおもいます。
Sai no Kawara / crystal-z
2020年の中で最も日本で注目されたヒップホップを問われればこの曲でしょう。
全てアニメーションはいちから学んだ絵を自ら描き、制作したと聞いて私は彼のあふれる才能というものを感じました。
まだ聞いたことないのであれば、コメント欄も見ずに聞いてください。
いかがだったでしょうか。
まだ会ったことのない音楽はあったでしょうか?
今年もバーチャルにズブズブだったため、殆どがバーチャル関連曲でしたが、これ以外にも私は様々なジャンルの楽曲を聞いていますが、今年は前述のようにヒップホップとバーチャル関連曲がかなり多くなりました。
機会があればこのように音楽についてまた語りたいと思います。
ではでは。古月でした。
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