古月

ライター、VTuberジャーナリスト、音屋。 2020年よりライターとして活動開始。2021年からはVTuber分野を主軸に執筆活動を行う。 現在VTuber情報コミュニティ(https://discord.gg/pvh )の管理も行っている。

古月

ライター、VTuberジャーナリスト、音屋。 2020年よりライターとして活動開始。2021年からはVTuber分野を主軸に執筆活動を行う。 現在VTuber情報コミュニティ(https://discord.gg/pvh )の管理も行っている。

マガジン

  • VTuberについて古月なりに

    古月なりにVTuberについて書いた記事の数々

  • 【エッセイ集】オタクもつらいのよ

    古月によるエッセイの塊です 北杜夫先生に影響を受けてます

  • Project A.I.D

    Project A.I.Dについて書かれた記事

  • キズナアイ、スリープの明日を見つめて

    キズナアイの分人前後からActiv8株式会社、Kizuna AI株式会社の動向を振り返るコラムシリーズ

  • VTuber楽曲記事

最近の記事

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VTuber関連最大の情報交流Discordサーバー"PVH"へのご案内

私たちが運営するDiscordサーバー「Project Virtual History」(PVH)は、自称国内最大のVTuber関連情報交流サーバー。 サーバー内では、多数歴戦のVTuber関連ライターやファンがおり、VTuberに関する話を常にしている。気軽に「こういう動画ない?」といった本当に気軽な話から「この推しがいい」「この問題どう思う?」「この発表の内容がすごいね」といった布教やお堅い話など幅広く語り合っている。 この鯖の特徴はなんといっても世界中のVTuber

    • MZM野外ライブ「白の陣」ライブレポート――”縁”と”掛川”に呼ばれた一夜

      VTuberのコーサカさん、アンジョーさんからなるユニット・MonsterZ MATE(MZM)は、10月26日(土)に静岡県掛川市で開催されたイベント「掛川百鬼夜行」とコラボし、初の野外音楽ライブ「白の陣 MZM music day」を開催した。 当日は「東海の名城」とも呼ばれる掛川城を望む、三の丸広場に設置された特設ステージで公演。動画では準レギュラー組となっている天開司さん、佐藤ホームズさん、歌衣メイカさんも共にパフォーマンスを繰り広げた。 今回は筆者もこのイベント

      • いつまでも記憶に残る「ピリオド」 ――ココツキ ラストライブ「WISH」にあったもの

        かつて「ココツキ」というVTuber音楽ユニットが存在した。 鈴代ここね、鈴代つきねの2人で結成されたユニット。そこに響かさねが加わり、一時は3人になったものの、途中で鈴代つきねが脱退したことで、2人体制に。 そして、2022年に鈴代ここねが活動を終了することで、ココツキは解散になった。 筆者はそのココツキの特別ファンといえるほどではなく、たまに曲を聴く程度だった。 しかし、常に精力的なスタッフ/メンバーによる広報活動は印象に残っており、媒体で目にするたびに「頑張ってるな、

        • 【エッセイ】これからだね

          「これからどう幸せになるか。」 そんなことを考えていた矢先に、いくつもの大きな出来事が起こり、自らの人生について考える時間が増え、このVTuber業界について考える時間が減った。 例のごとく全て起こったことの内容が詳細に語れないことばかりだ。 さて、語れるとすることを書き記すなら、同窓会が先日あった。先生欠席、男子のみ、さらには少人数と三拍子きたが、これが案外にも楽しかった。 やはり同級生の中には結婚しているもの、 婚約しているものもいるもので、 幸せそうにしている様子を

        • 固定された記事

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          【エッセイ】クリエイターよ、オタクよ、名刺を持って出かけよう

          最近「学園アイドルマスター」が飛ぶような勢いで流行している。 元々アイマスPである古月Pとしては驚きの光景がタイムラインに広まっていた。 あの人も、この人も、あのVも、このVも……とかなり広範囲で〝学マス〟をプレイしている。タイムラインを見るたびに目を疑っている。 そんなもともとプロデューサーな私には習性がある。 それは、外に出かけるときに必ず名刺を持っていくことだ。 必ず2種類以上。本業用と、趣味兼執筆・VTuber関係用だ。 アイマスのプロデューサー(ファン)は自らの

          【エッセイ】クリエイターよ、オタクよ、名刺を持って出かけよう

          VTuber記録誌『風とバーチャル』第一・五集、第二集発行のお知らせ

          この度「風とバーチャル」編集部は、VTuberに関する文芸・歴史編纂・研究を主題とした書籍「風とバーチャル」の続巻”第1.5集”、”第二集”を8月11日に東京ビックサイトにて開催予定の「コミックマーケット104」1日目  西2ホール “す” ブロック 16bで頒布いたします。 要約で分かりやすく: コミケ1日目 西2ホール す16b(8/11)にて、VTuberの歴史本「風とバーチャル」が出ます 文芸と年表のページ数がとんでもないボリュームです 参加メンバーが、バーチ

          VTuber記録誌『風とバーチャル』第一・五集、第二集発行のお知らせ

          【エッセイ】繁忙期を終えて(今なら少し遊べます)

          明らかに、この2ヶ月は世間で言うところの「繁忙期」だった。 本業では毎週のように入るロケへの対応におわれ、さらには副業も主要な取引先全社と滅多に取引がない個人のクリエイターなどから一度に連絡が来てパンク状態になるなど、ここクリエイターとして9年活動しているが、最も忙しい期間だったと思う。 筆者が「忙しい」と口を出すことは本当に珍しいことだ。 他人から「古月さん忙しいですよね?」と言われても、どんな状態でも対応できる状態であれば「そうでもないですよ」と答えていた。 もちろん

          【エッセイ】繁忙期を終えて(今なら少し遊べます)

          ショタVTuber事務所・StarryCherry事業終了について

          StarryCherryおよび合同会社よすよす公式X(Twitter)でも発表がありましたように、この度私・古月がアドバイザーを担当しました、合同会社よすよすおよおびショタVTuber事務所・StarryCherryは事業終了をいたします。 委細については公式X/公式サイト掲載のリリース、およびnote記事をご確認ください。 今回は私の立ち場から、明らかにできる範囲で経緯と状況についてご説明させていただきます。 2022年、私は事務所立ち上げに際して合同会社よすよす CE

          ショタVTuber事務所・StarryCherry事業終了について

          P2yの終焉 その評価とVTuberの記録

          先日、VTuberのニュースやゴシップを中心に掲載するウェブサイト・P2yがクラッキングの影響でサービスを終了した。このことについて短く書き残しておきたい。 そもそもP2yは実のところゲームについても伝えるサイトであったが、長期にわたってその主題の重きはVTuberにおかれてきた。 しかし、P2yは以前よりゴシップや飛ばし記事、偏向報道が多いと評判は悪く、業界内でも忌み嫌う者も多かった。確かに筆者もこれについては何度も思うところはあり、好きなVTuberについて誤った記事

          P2yの終焉 その評価とVTuberの記録

          【エッセイ】推しのためにMRI楽んだ話

          この3年で自分は色々なことが変化した。 周りの環境、住居、副業、その他もろもろ。 しかし、悪い方向にも変わっていることはあって、中でも物忘れがひどく出るようになってきている。 これは私と頻繁に通話する人は心当たりがあると思うが、単語が思い出せない時がよくある。これが日に日に酷くなってきている。 本業では毎日のように会っているのに、人の名前を思い出せなくなる(まぁ覚える気がないのかもしれないけど、覚えていることには覚えているので……。)。 それに加えて、自身はほかにも不安

          【エッセイ】推しのためにMRI楽んだ話

          【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて③――〝オリジナルはやがて眠る

          キズナアイの曲に「Sky High」という名曲がある。 2019年7月に発表されたこの曲は、Yunomiが作詞作曲を担当しているのだが、まだその時はあの分人騒動の最中にいただろうことを考えると、預言的にも予告のようにも聞こえ、複雑な歌詞であるとも考えられる。 なぜキズナアイは眠りについたのか。そのハッキリとした答えは、ラストライブの中にあったか。それはそれぞれの受け取り方次第だろう。 さて、コラムシリーズ『キズナアイ、スリープの明日を見つめて』。第2回まではキズナアイの分

          【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて③――〝オリジナルはやがて眠る

          【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて②――upd8の終焉、XRへの挑戦、5周年、そしておやすみ

          キズナアイの分人前後から2024年5月現在に至るまで、Activ8株式会社、Kizuna AI株式会社の動向を振り返るコラムシリーズ『キズナアイ、スリープの明日を見つめて』。 前回はキズナアイの分人を起点に2019年から2020年までの動向を振り返った。 第2回となる今回は2020年の新型コロナウイルス感染症、XR関連動向などについても振り返ろうと思う。途中、VTuber古参の皆さんの注目度の高いだろうupd8終了についても解説していく。 家にいながらも繋がるこの説は、

          【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて②――upd8の終焉、XRへの挑戦、5周年、そしておやすみ

          【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて①――すべては分人から繋がるために

          2016年以降、バーチャルYouTuber・キズナアイは私たちに少なくない衝撃をもたらした。 彼女が名乗った「バーチャルYouTuber」は「VTuber」と語を変え、模倣され、世界中に広まり、今や日本発の新たな巨大カルチャーへと変貌している。 しかし、パイオニアであるキズナアイは2022年2月に眠りに入った(無期限活動休止)。しかし、現在までその長い眠りから目覚めていない。 彼女が深い眠りにある中、キズナアイの産み親であるActiv8株式会社、傘下であるキズナアイの運営

          【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて①――すべては分人から繋がるために

          【インタビュー】VTuberの時代と歴史区分——『青春ヘラ』ver.7より

          本稿は、大阪大学感傷マゾ研究会が発行した同人誌『青春ヘラ』ver.7『VTuber新時代」にて掲載されたインタビュー「Vの考古学*VTuberの時代と歴史区分」を転載したものである。 2013年~2014頃からすでにVTuberに近しい存在を見ていた、当アカウントの主・古月がインタビューに答えている。 今回、掲載から1年経過したことを機に、特別に許諾を経てnoteに掲載することができた。 1万字以上にもおよぶ、約10年とバーチャルな存在を見てきており、VTuber事務所を

          【インタビュー】VTuberの時代と歴史区分——『青春ヘラ』ver.7より

          【エッセイ】関わる人間に男も女も関係ない! って話

          「他人に理解されないところ」は誰にしも存在する。 スイカは皮まで食べるとか、嫌われ者のバンドが好き……など人それぞれだが、私にもそういう観念が存在する。 そのうちのひとつにに、人間関係においての性別観がある。 こう書くと少しおこがましいが、自分は他人に対して基本的に優しく接しようと思っている。 さらに、クリエイターに対しては特に敬意をもって基本的には接しているつもりだ。 私はここ数年において精神的に不安定さがあることもあり、人と話すことが多くなった。 その反面、人から相談

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          三ツ谷なな1stワンマン「-Pale Bluem-」公認レポート

          突如姿を表した謎の女性シンガーソングライター・三ツ谷なな(みつやなな)。 2023年12月に登場し、いきなりワンマンライブを発表するや否や、後日新宿西口で開催した路上ライブではロングスカートで胡坐をかきながらアコースティックギターを弾く彼女の姿が。薄暗く、通り過ぎる通行人も多い中、高い歌唱力と驚くようなその姿を静かに見つめる若いファンの姿も多く見られた。 そんな三ツ谷ななの1stワンマンライブ「PaleBluem」が2024年3月9日に高円寺Club ROOTS!にて開催

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